駄目社員はむの日記

USO800 certified.

TS-940S

屋内作業。

メンテナンスマニュアルを参考に、455k/8.83/100kの940のキャリアポイントを直す。 結構ずれているものだ。 一難去ってまた一難。 一ヵ所直すと一ヵ所壊れる。これが古い無線機というものだ。

AGCの時定数。

午後。940を少々いじる。 一度気になり始めるといろいろ気になるものだ。 リキャップ。 940は優に30年が経過し、電解コンデンサが干上がって容量が落ちていることが普通だ。実害ないものはまだいいが、落ちると特性に直接影響するものは観直してみるべきであ…

出力異常を直す。

寝る前にTS-940Sをちょいとメンテ。 RF UNITのVR2(50kΩB)を新品と交換。 ついでなのでその周辺の電解コンデンサもいくつか交換。ALC周りもなんかおかしな振れ方していたしね。 無事完了。 今日はものすごい収穫の多い一日だった。

940Sをいじる。

突然出力が下がっておかしくなった。 開けてCONTROL UNITのVR2(出力調整)がさっぱり利かない。半固定抵抗がやたら軽く回る。 バカになっているという状態だ。突然上がったり下がったり。少なくともこれは交換必要そう。 直せん。 ついでなのでIF UNITで受信…

電源投入時のSメーター振り切れ。

TS-940Sのメンテナンスにトライ。やっぱ20年モノはいろいろある。 症状は、SSB/CW/AMモード「電源投入直後Sメーターが振り切れる+音声出力が無くなる→20分ぐらいでじわじわ戻る」というもの。 そういえば、白耳義行く前(6年以上前)も時たまそういう症状が時…

なんか受信も送信も変。特にCW。

と感じてたので、940のキャリア発振の調整をしてみた。 IF UNITとCAR UNIT両方をいじる必要があるようなので、上下面パネル両方を外す。 で、サービスマニュアル*1によると、 CAR1 LOはIF UNITの端子18-2に周波数カウンタを当てながら、CAR UNITのTC1/2を調…

ファン改善

AVR(電源)のファンについては、低温から回り始めるように先日改造したが、PAも同様の改造方法があるので試す。 PAのファンを回りやすくする。 めもめも:mods.dk -> KENWOOD -> TS-940 -> TS-940S earlier activation on pa fan 3本ネジを外せばPAがボロッと…

受信まわりの調整。

IF基板とRF基板に根性を注入してあげよう。 フロントエンド〜IFの調整を行う。GigaSt v5のお陰で、受信BPFがきっちり調整できた。うむ、やっぱり測定器は必要だ。 調整が終わると、Sが2つぐらい上がった。よし。 あれこれいじってたら、CWナローにすると感度…

あと、TS-940Sをあれこれいじってみる。

とりあえず電源回りのファンは先日の小改良後、早め早めに作動し熱を逃がしてくれるが、それにくらべるとPAのファンがどうにも回り始めない。PA部の出口がもわっと熱くなっても、一向に回りだす様子がない。 ファン自体の問題なのか、それとも動作開始温度が…

さらに電源改修。放熱ファンの動作温度を下げる。

「AVR(電源)ユニットのR11を390Ω→470Ωに上げるとファンが低温から回りだす」という改造を見つけたので、施しておく。サーミスタで検出する閾温度を下げるわけか。 #デフォだと、放熱フィンがチンチンに熱くなるまでファンの回転が始まらない上、 #冷え切ら…

アンテナチューナーの整備。

940Sといえば、1.9-28MHzフルカバーの内蔵アンテナチューナーなわけだが、最近ちゃんと動かなくなっていた。 バリコンをモーター+ギアで駆動するユニットの側面に基板がついている。 あちこちハンダ盛り・電解コンデンサ交換・あとギアをぐりぐり。 すると…

TS-940Sのファイナルまわりメンテ(1) 最低限の確認と、できることをちょっと。

ファイナル部、ご開帳。さすが大きな筐体のリグってメンテナンス性いいなぁ。カパッとあいた。 MRF422の裏は・・・ わ、予想通りというか放熱用シリコーンがガビガビだった。 やっぱり30年モノだもんなぁ。これではまともな放熱は期待できまい。 熱結合の意…

TS-940Sの電源メンテ(3) 電源石選択再び。

やっぱり2SD1266/2SD1406は不安だよね、という話の続き。 某所で2SD1407Aという石を見つけた。2SD1406の続き番で、勿論共に東芝製。 続き番はたいてい後の番号がちょっとスペックがいいというのが常だが、VCBOが100V(vs. 1405だと60V)、Pcが30W (vs. 25W)と…

TS-940Sの電源メンテ(2)ほか。

さ。はじめます。 まずは電解コンの交換。 AVRユニットの、ふくらみかけが気になる(謎)電解コンを交換。 マルコンCE FHW 50V 2200uFx2をKMH 50V 3300uFx2に。 マルコンCE FHW 35V2200uFをCE(M)50V4700uFに。 ELNA16V6800uFをRubycon YXF(105℃品)16V 4700uFに…

ぷろじぇくと(3)スタート。

TS-940Sの電源メンテ(2)の準備。先日、一番酷使される+28Vラインの2N5885(Q101, Q102)が無事交換できたので、AVR UNITまわりをいじろうと思う。今回はブリッジダイオードと電源回りの石をいくつか交換検討中。 30VにさらされているQ103(2SD1266(P,Q))は特に…

TS-940Sの電源メンテ(1)

940の有名な「電源石破損→28Vラインに高電圧がかかって多臓器不全(ガラクタ同然)」を防ぐべく、2N5885x2を交換してみることにする。 あたりまえだけど、25年モノな電源石が挿さっております。 白耳義にて通販で買ったONセミコンダクター社(元モトローラの一…

古豪の復活、着々。

455kHz IFにCWフィルター YG-455C-1を入れる。これでもフル実装です。 うーむ、いい音だー。

夜。

KENWOOD TS-930S/940Sは電源のレギュレータTrが飛んで連鎖的に電源〜ドライバを焼くという激しい死に方が結構見られるらしい。 劣化して飛ぶという噂のパワトラ2N5885は「2N3771でも代用できる」と記載してるサイトもあるようだけど、3771はVce=40V, Pd 150W…