TS-940Sのメンテナンスにトライ。やっぱ20年モノはいろいろある。
症状は、SSB/CW/AMモード「電源投入直後Sメーターが振り切れる+音声出力が無くなる→20分ぐらいでじわじわ戻る」というもの。
そういえば、白耳義行く前(6年以上前)も時たまそういう症状が時々あった気がする。もっというと、冬場部屋がさむいときに起こっている気がしていたが、クリアでない。
AGC切替をOFFにするとSメーターの針がゼロに戻り音声出力が出てきた。うーんそうか、AGCか。
#SメーターはふつうAGC電圧を読んでるので。
となると、IF基板のAGC周辺のハンダクラックと推測。
温度で変わる原因の多くは、気温が下がってクラックを起こしかかったハンダが悪さするってことだ。
下部パネルを外し、IF UNIT基板むき出し。
あちこちハンダあっためる。
とりあえず動いているけど、どうだべな。
AGCはちゃんと働いているみたいだけど、温度因子なのかよくわからない。当面様子見。
行きがけの駄賃だ。
まれにローバンドでPLLアンロックが起こるので、Service Bulletin No.908に従ってRF UNITのC168を33pF→15pF交換。
これでしばらくは戦ってほしいものだ。