(従前)弥生文化博物館は、先史時代ロマンの宝庫であった。
ドストレートだったのが、邪馬台国&卑弥呼の展示。
言ったもん勝ちだなおい。どんだけ候補地あるんじゃ!
でも無理矢理結論付けず、九州・畿内中心に候補地がやたらめったらあることを堂々と示していたのはとても良い。
変に特定の我田引水な説を妄信している博物館は多いのだ。
いや、でもさすがに、我孫子市と館山市だけはないんじゃないのか?
谷啓師匠「あんた誰?」
ということで、メチャクチャ価値ある650円でした。
歴史好きにとって、文字なき「有史以前」は少々苦手な存在になりがちだ。しかしこの博物館は、あえて学んでみるのにもってこいの場所だと思った。
最後に、件の「池上曽根遺跡」。
17時寸前だ。まさに薄暮の時間に入り、この公園も閉まる時間らしい。
ご参考:史跡池上曽根遺跡/和泉市
この遺跡、発掘は完全に終わっており、ほぼオープンスペースな場所に、モニュメントや復原住居などが建っている。ここが先史時代、町の中心だった証だ。
ちょいと歩いて、JR信太山駅ゴール。
日没コールドだし足も限界。