駄目社員はむの日記

USO800 certified.

歩いて、和泉市の魅力を探ってみる(3)

(従前)弥生文化博物館は、先史時代ロマンの宝庫であった。

ドストレートだったのが、邪馬台国卑弥呼の展示。



言ったもん勝ちだなおい。どんだけ候補地あるんじゃ!
でも無理矢理結論付けず、九州・畿内中心に候補地がやたらめったらあることを堂々と示していたのはとても良い。
変に特定の我田引水な説を妄信している博物館は多いのだ。

いや、でもさすがに、我孫子市館山市だけはないんじゃないのか?

谷啓師匠「あんた誰?」


ということで、メチャクチャ価値ある650円でした。
歴史好きにとって、文字なき「有史以前」は少々苦手な存在になりがちだ。しかしこの博物館は、あえて学んでみるのにもってこいの場所だと思った。

最後に、件の「池上曽根遺跡」。


17時寸前だ。まさに薄暮の時間に入り、この公園も閉まる時間らしい。
ご参考:史跡池上曽根遺跡/和泉市





この遺跡、発掘は完全に終わっており、ほぼオープンスペースな場所に、モニュメントや復原住居などが建っている。ここが先史時代、町の中心だった証だ。



ちょいと歩いて、JR信太山駅ゴール。
日没コールドだし足も限界。

まとめ:和泉市たのしかった。

和泉市ウォーク(第一弾)終了。風の強い中、良く歩きました。

  • 軽登山もふくむ、40km越えウォークでした。和泉市を東から西へ、ほぼ端から端まで歩き倒しました。思ったより寒くなかったよ。
  • 施福寺は、歩きでのアクセスが激烈に悪いこともあり、車がないとなかなか来ないお寺だと思うが、閑かでとてもよかった。
    • しかし、大阪外環状線でアクセスするのはあまり楽しくなかったぞ。トンネルの中砂埃舞ってたし。
  • 朝時点で妄想したルートは、施福寺、いずみの国歴史館、弥生文化博物館、池上・曽根遺跡行って、さらに聖神社、信太森葛葉稲荷神社でゴール!、だった。
    • まあうまくいかないものですね。和泉国三宮である聖神社(もちろん式内社)は特に行きたかったなぁ。

そうだ、またくればいいよね?

グランマ「でもお陰で、願いの種が消えずに残ったわ」

和泉市気に入った。学びと体験にまた来よう。*1

*1:というか、ポツンと離れてる施福寺にさえ行かなければ、1日で市内の見どころは大半見て回れると思います(汗

今日という日。

朝。

7時起床。

午前中。

ウェブ会議対応しつつ現場に出る準備。
冬のオサーカだ。よく晴れている。
11時半には現場入り。

昼。

そう言えば、ネコちゃん落下25m走は、田中敦子さんのナレーションだったな!

午後。

珍しく静か。
たまには予習に時間を使う。

夜。

20時逃亡。
まだ土曜の足の痛みを引きずっている。

2115自宅着。

足の裏の水膨れは、待つしかない。

飲み屋外食。

いや、今時どこでこんなに小さな画面のテレビを調達してきたのか不思議だが、安飲み屋には小さいテレビがよく似合う。
そして今宵、「テレビ画面に向かってヤジを飛ばすオヤジ」が令和の世になお現存することを目視確認できたことに、なぜだかうれしい気分になれた。
できればそのテレビがブラウン管13型で、筐体が安っぽいプラスチッキーな赤色だったら、なおよかったのだがね。

画面には、例の茶番平和賞のイベントが映っている。

どっかの国は、核を放棄させられ、本来その代償として「安全保障を提供すべき国」から攻め込まれたわけで。
核抑止ってホント大事だわ。

歩いて、和泉市の魅力を探ってみる(2)

(従前)下山。
登山道のとてもよく整備された低山を歩いた気分。とても爽やかな気持ちで槇尾山を下りた。

なんか明石海峡大橋っぽいものが見える(気のせい?)

続いて国道480号を北西へ。


次いで住宅地の中を歩く。

すると・・・大学のキャンパス、だと?


まったく本意ではないが、桃山学院大学という大学のキャンパスの中に入り込んでいた。
桃山って伏見と関係あるんだろうか、はて。


でもどうやらロケーションは目的地で合っているらしい。

2チェックポイント「和泉市 いずみの国歴史館」、休館中。


キャンパスに隣接したところに第2チェックポイントはあった。

しかし、12/2から年内閉館中だった。なんて間が悪いんだろう。
下調べしてない自分が悪いんだが、我ながら運の悪さにあきれる。
和泉市いずみの国歴史館の概要/和泉市
公式ページに書かれていないのはいかがなものか?
ちなみにここに一番近い電車駅は「和泉中央駅」。泉北高速鉄道という北大阪民には謎のなじみが薄げな路線である。



仕方がないので、次なる目的地へと向かう。なぜ斜張橋
ふと、THE 斜張橋という感じの中央大橋*1のことを思い出した。

じゃあ歩くか・・・

和泉市内を、北西へとひた走る・・・いや歩く。
途中、巨大なブックオフを通り過ぎる。でも日没コールドなどを回避すべく急ぐ。

第3チェックポイント「大阪府弥生文化博物館」着。



1545着。ここには以前より来てみたいと思っていた。
なにしろ、日本唯一の弥生時代弥生文化に特化した博物館なのである!
先史時代の考古学ってどうも苦手だが、逆にそれがどこまでわかっているのか、あるいはどのくらい謎なのか、心惹かれる。
ご参考:大阪府立弥生文化博物館

常設展。

650円を払って入館。2階が展示室であり、3室に分かれる。







遺跡マップに始まり、剣に農機具、その製造方法や歴史、ロケーションまでガッツシ教えてくださる。銅鐸・銅剣の型って初めて見たよ。いや、めっちゃ楽しいです。

  • 第2室は、この博物館のすぐ近所にある池上曽根遺跡で発掘された遺物を大フィーチャー。当時のコミュニティに思いをはせることができる。集落というか、結構な町だったようだ。

史跡池上曽根遺跡/和泉市



現在は発掘調査を終え、町に没したか、最重要な区画は埋め戻されて公園になっているらしい。これを観ないと魅力に気づけなかったよ。

そして特別展示室。これが、本日のお目当て。

  • 特別展「発掘された日本列島」。いや、今日はこれを見たくて和泉市まで来たのだ。2024年の発掘研究成果が目一杯アピールされる展示である。

令和6年度秋季特別展「発掘された日本列島2024」 - 大阪府立弥生文化博物館



もちろん、弥生時代に限らないものである。北海道からは白滝遺跡・ピリカ遺跡(今金町)などからも。



そして大坂の展示では「龍」にスポットを当てた展示も。古代中国で想像されて以降、どのように日本でデザインが定着・変遷したかをたどる。これも楽しい。中国の四神獣がどう記号化されたのか学べる。
どうやら「近つ飛鳥博物館」でも同時開催されていて、訪問時翌日にともに特別展は終了だという。ざんねんながらもう1件回るのは(足の調子的に)無理だろう。
(つづく)

*1:3月のライオンにも登場する

今日という日。

朝。

6時半起床。
昨晩はアルコールがやけに効いた。

午前中。

体調があまりよくないが、洗濯を行った後にザイタック開始。

昼。

そのまま業務継続。

午後。

14時にようやく余裕が出てきて、お外を少し歩いてくる。
それにしても寒いなー。

夜。

19時逃亡。
シリアの政権・韓国の政権いずれもまるで興味ないんだが、なんでそんなにニュースにしたがるんですか?

今日という日。

朝。

8時過ぎ起床。昨日に続いて風は強いようだ。

午前中。自分、不器用ですから。

ダンダダンとかいうアニメに勢いがあるようなので、ちらっと見たら、古畑任三郎ネタやってた。ファーストシーズン、僕大学入る前に流れてたぞ。
マンモスうれピー(謎

昼。

大した量買ってこれなかったが、オイローパ土産は翌週で全量配りきり、自分の手元にはほとんど残っていない。
毎回そうだが、後悔はない。

午後。

14時過ぎ自宅発。
空からは、雨とも雪とも判断つかないものが落ちてくる。冬。

橿原神宮前駅着。

早い時間ならば、橿考研附属博物館という選択肢も魅力的だった。
が、今日はすでに遅いわな?(1630閉館)

橿原神宮へ。


外拝殿までの短縮コースながら、神宮に頭を深々と下げる。

20241208161139
言うまでもないが、背景は畝傍山だ。いやより正確に言えば、畝傍御陵の前に橿原神宮が(割と最近)建った。
境内では、年明けの準備はだいぶ進んでいた。令和も7年めなんだな。早いものだ。
拝殿に小さく見える黄色い看板は、毎年恒例の干支の絵だ。ダイナミックな筆致が毎回ステキだ。既に巳年バージョンにアップデートされている。


紀元二千七百年ぐらいまでは生きていられるかもな?

またな?

夕方。

17時半過ぎ、ツレと落ち合う。
酒を飲みつ余談。

帰り。

20時解散。
阿部野橋駅で落ちてた。昨日の疲れを引きずっている。
寝落ちするほどの酒量じゃない。

21時半帰宅。

冷たい雨の中歩いた。

歩いて、和泉市の魅力を探ってみる(1)

はじめに:堺の下にある市町村がよくわからない。

ここ数年のウォーキングのおかげで、大阪市内視点で堺まではなんとか位置関係と見所はわかり始めた。
しかしその南側にはコチャコチャと謎のイズミなんとか的な町が複数あり、見所はおろか位置関係さえわからない(地理の才能ないひと)


ということで今日は手始めに、和泉市を歩いてみることにする。

三日市町駅(河内長野市)からスタート。

よく晴れた冬の空だ。風が強い。
・・・って、いきなり和泉市じゃないじゃないですか?
いや、何しろ今日は、「和泉市の東端」からガッツシあるいて堪能する気なのですよ。

このあたり、高野街道が通っていたのか。



どうやら三日市町とは、高野街道の宿場町だったらしいのですよね。
風情ある町家の風景がうれしい。

高野街道をはずれて本日の第1チェックポイントへ。



山の辺を歩いていたら、大阪外環状線国道170号)に入り込んだ。

というかこれ自動車道であって、人が歩くようには設計されていないじゃないか。
トンネルをたびたび通過し、砂埃に注意しながら歩く。

和泉市に入る。



父鬼・・・なんかそういう感じのゲームありませんでしたっけ?*1



ルートが南に逸れて、道なりに舗道を歩いていく。きれいな道が整備されているとはいえ、山深いところだ。

そして沿道には、柑橘類の畑が。

槇尾山(まきおさん)入り。



入山料500円を支払い、山道を行く。参拝者ともハイカーともいえない人々とたびたびすれ違う。

第1チェックポイント「槇尾山 施福寺(せふく-)」着。



山門からさらに山道を登ると、施福寺

西国三十三所・第4番札所にして、足腰のお守りと言えばここ。
西国三十三所の中で参詣が一番きついというのは納得。途中から軽登山と化すので、これ足腰を守る前に、本人の足腰よくないと参拝できない。

名所というほどではないのかもしれないが、美しい紅葉を愉しめる。




本日のベストショットを撮れたので、お札を頂いて下山。
ちなみにここにはダイヤモンドトレールでもこれるらしい。
(つづき)