940の有名な「電源石破損→28Vラインに高電圧がかかって多臓器不全(ガラクタ同然)」を防ぐべく、2N5885x2を交換してみることにする。
あたりまえだけど、25年モノな電源石が挿さっております。
白耳義にて通販で買ったONセミコンダクター社(元モトローラの一部部門)の2N5885Gを使う。これもメキシコ製なのね。
電源部をペロッとばらせたので交換だ。
交換しました。DCA55で測ると、まだまだ大丈夫そうでした。*1
完了。
火入れ、無事成功。
- 今回のメンテで、28Vラインの方の電源石由来な発熱は急激に収まった。
- すると、低電圧側の電源石まわりとダイオードブリッジがやたらヒートシンクを熱してることに気付いた。中電力用素子で入手がまだ可能そうなので、近々交換しておこう。
- あと、ブロック電解コンが妊娠気味なのが怖い。これは早く替えたい。
・・・べべべつに、電源石元気なのに替えてMRF422PPの限界に挑戦したかったんじゃないんだからね!かんちがいしないでよね?
*1:Old 2N5885: Hfe 65, test Ic 2.50mA, VBE 0.56V, test IB 4.85mA, leakage IC 0.00mA。New 2N5885G: Hfe 51, test Ic 2.50mA, VBE 0.58V, test IB 4.83mA, leakage IC 0.00mA