駄目社員はむの日記

USO800 certified.

背負子ではじめる、徒歩移動モービル (Shoiko Pedestrian Mobile) (3) だいぶ形になってきたかも

アンテナを更に考える。

EFHWアンテナがあるじゃないか!
ということで、基台からEFHWアンテナをひっぱる給電部をつけてみたのだ・・・

が、自宅にあるFT140-43で作った防水の給電部(ベアフット用)は無駄に重くて大仰だ。
FT-817使う分には電力入れないから、ワンサイズ落としていい。

そこで、FT114-43の小型版1:49 UN-UNを作った。

ケースは毎度おなじみタカチSW-55。中身もTiny EFHWとおんなじ。

BNC-Jで受けて、陸軍端子で吐く。BNC→変換コネクタを介し→M-Jで基台に固定される。コネクタの配置を基台対応にするために作り直した。


あとは、陸軍端子の先に半波長弱のワイヤーを圧着端子を介し繋ぎこめば、ワイヤー1本でダイポール相当のアンテナが出来上がる。
たぶん背負子に高周波的につながったグラウンド分が、完全なエンドフェッド(端部給電)の過度なハイインピーダンスから僅かにずらしてくれることだろう。

電源は間に合わせで。

  • FT-817ND内蔵Ni-MH電池は、もはや瀕死状態だ。ほとんど充電されないばかりか、一歩間違えると液漏れをやらかしそうなので、ここで取り去り付属電池ボックスに富士通Ni-MH電池を8本並べる。
  • 同じく、富士通の単3 Ni-MH電池で、1.2V x 10本の外部電池ボックスを作る。幸い「5本x表裏」計10本が収まる電池ケース(ウメパーツBH3103-1A)発見。プラグは新EIAJ極性統一#2。


これで1900mAh電池が内部・外部の2系統になり、数時間の運用には使えるだろう。2.5W運用には十分だ。

システム化してみる。

  • ダイソー「自転車カゴネットS」で、FT-817が運用中ツールケース(TRUSCO TAK-13M)からすべりおちないよう、覆う。
  • ダイソー「スーツケースベルト」で、ツールケースを背負子に固定。背負子にクロスさせるバンドと合わせ技で、固定しきれた。


これで、ワンセットにはなった。だいたいこんな感じ?

残る問題は、釣竿の固定。

釣竿など、ワイヤーを引っ張るための伸縮ポールをこのシステムにどうオーガナイズするかだ。
釣竿をこのセットともに持ち込むことができれば、軽いワイヤーを引っ張るのは造作もない。しかし移動中手に携えるのは煩わしい。電車中はまだいいが、登山中はこんなもの邪魔で、余計な体力を要求するだろう。


なんとか背負子に固定したい。うーん縄で縛りつけるか?
カネはかけず、なるべく在庫パーツを利用して、「さもシステマティックにデザインした」かのように見えるものを構築したいと思うのだ(アホ)