期せずして、EFHWアンテナの給電部をもう1個製作しておく羽目になった(壊したわけじゃないよ!)
そこで、せっかくなのでEFHWアンテナ(電圧給電ダイポール)の給電部の作り方を改めて備忘録として残しておく。
#簡単にして実用的ですな。
材料を用意する。(<50W、屋外常設用)
- フェライトコア FT140-43 x1 (千石電商で@460円)
- 高耐圧セラミックコンデンサ(3kV以上) 100pF 3kV x1 *1 (斉藤電気商会で@55円)
- M型コネクタ(メス角座) x1
- 陸軍端子(or ジョンソン端子) x1*2
- ネジ類(ステンレス製推奨) M3ナベネジ(15mmぐらい)x2、ナットx3、ラグ端子x1、圧着端子x1 *3 (西川ネジあたりで)
- 樹脂ケース。タカチの防水・防塵ケースBCAS080806G x1*4。
- UEW線 1.0mm x 90cm
- エレメント用電線(UEW線、IV線など) x 半波長ぶん。エレメント長は、半波長+5%ぐらいの長さからスタートするのがオススメ。*5
- インシュレーター*6、ロープなど。
- 二液混合エポキシ接着剤少々
- マスキングテープ少々
*1:47pF x2並列 or 220pF x2直列などでも可
*2:なるべく堅牢そうなもの。ステンレス製 M6 六角ボルト+ナット数個でも可
*3:陸軍端子と径が合うもの、エレメント用。6φの場合は、R3.5-6など
*4:別にケースは何でもいいんですが、幣日記のアンテナ工作で多用している常時在庫品、なので。
*5:7MHz帯の場合、一番低いところで波長300/7.0= 42.86mなので、22m強からスタートして、0.5~1.0mカットしたところで大体SWRが落ちるはず。ただしEFHWは設置環境の影響を受けやすく、想定からかなりズレることがままある。
*6:波型ガイシ or ガイシ代わりになる堅牢な絶縁体(樹脂・木材など)