駄目社員はむの日記

USO800 certified.

モノバンドEFHW(End-Fed Half Wave)アンテナ2号機、そして作り方のおさらい。(2)

給電部の作り方。

1:49 UN-UN (unbalanced-to-unbalanced transformer)を巻く。


はい、おなじみ、この画像ですね。K1TA方式です。


  1. フェライトコア(FT140-43)にマスキングテープを巻きつける。*1
  2. UEW線 90cmのうち、端15cmを折り曲げ、ペンチなどを用いて均等に撚る(撚線部)。
  3. 撚線部は、先端3cm程を引き出した上、フェライトコアに2回巻き付ける (=バイファイラ2ターン)。
  4. 撚線部の残り約3cmは、撚りをリリースし、短い方をコアの手前側に持ってくる。
  5. 以降単線部の残り約60cmで、先程の2ターンと同じ巻き方向に更に5ターン、次いで反対側へとクロスオーバー(1ターン)させ、追加で6ターン巻く(=モノファイラ残12ターン)。

ケースを加工する。

基本は、以下の穴をあける。

  1. M角座:コネクタの大穴と、コネクタを固定するビス穴 3mm x 2。
  2. 陸軍端子:開ける方向は、僕のはMコネのトイメン位置にしたが、各自の用途に応じて使いやすいように。

給電部を組み立てる。


  1. ケースに、陸軍端子とM角座を先に取り付ける。M角座は外側からはめ込み、M3ネジとナットで2か所、均等にネジとナットで締める。
  2. 角座からケース内側に突き出たビスの先に、はんだメッキを施したラグ端子を挟み、ナットで止める。
  3. UN-UNをケースに収める。ケースサイズに合わせて配線の長さを適宜切り、UEW線の被膜を剥がし半田めっき。
  4. 撚線の2線側をMコネのGND(ラグ端子)、リリースした側をセンターにハンダ付け。
  5. 単線の先も同様に長さを調整し、陸軍端子(Hot)にハンダ付け。
  6. 角座のGND-center間に、セラコン100pFをハンダ付け。
  7. 防水のため樹脂包埋。Mコネ・陸軍端子の周辺を二液混合エポキシ接着剤で埋め、雨水の進入をきっちり防ぐ。


給電部完成。

オマケ(20211218更新)


40mや20mで実際に使ってみると、50W SSBではまったく問題ないのだが、CWやFT8で連続送信するとSWRが不安定に。
100pFの補正コンデンサを、ムラタの330pF/3kV高耐圧セラミックを3本直列に取り替えたら安定動作になった。

*1:エナメル線をコアに巻きつける際、線に傷がつき絶縁が破れるのを防ぐためです。