決定版?のベアフット用 EFHW給電部を作ろう。
K1TAタイプEFHWの給電部である1:49 UN-UN(アンアン)は、耐入力50Wクラス以下を想定したタイプを何個か作ってきた。
その最終形として、ベアフット用(>100W)のよりしっかりしたEFHW給電部を作成することにした。ひとまずこれで打ち止めである。
- 今回はUN-UNのフェライトコアに、これまで使用してきたFT140-43より一クラス上のFT240-43を使用し、耐入力を高めることにした。
- というか今回は、決定版ということでちょっと贅沢をした。実のところFT140-43を使用しても、入力100Wぐらいならアンアンは動作する。しかしTHE END FED HALF WAVE ANTENNA (K1RF)にある通り、余裕あるコアにきっちり巻かないとアンテナ性能は落ちる。なにしろ、本来二線なところをハイインピな単線に無理やりつなぎこんでいるのだから、「給電部のつくり」こそがこのアンテナの性能のキモだ。
- ついでなので、給電部をロープで釣りやすくするべく「アイボルト」を取り付けた。給電部の下から給電線を接続し、左右をロープと電線で引っ張る感じにしたい。
材料を用意する。(100W~せいぜい<200W、屋外常設用)
部材はほとんど50W用とまるかぶりだ。
ご参考:モノバンドEFHW(End-Fed Half Wave)アンテナ2号機、そして作り方のおさらい。(1) - 駄目社員はむの日記
- フェライトトロイダルコア FT240-43 x1 (千石電商で@1400円)
- 高耐圧セラミックコンデンサ 330pF 3kV x3 (デジットで@35円)
- コネクタ M型メス角座(M-R) x1
- 陸軍端子 x1
- ネジ類(ステンレス製) M3 (ナベネジ(15mmぐらい)x2、ナットx3、ラグ端子x1、圧着端子x1)、M8(ナットx1、樹脂製ワッシャx2)
- アイボルト(ステンレス製) 8mm (ナニワネジで@440円)
- 防水・防塵ケース タカチBCAS080806G x1
- UEW線 1.6mm x 120cm
- エレメント用電線(UEW線、IV線など) x 半波長ぶん。
- インシュレーター、ロープなど。
- 二液混合エポキシ接着剤少々。
- マスキングテープ少々。