1355室生寺着。
室生古道メインルート終了。
山上公園から谷を下り、室生寺の門前に架かる太鼓橋まで下りてきた。しかし今日は拝観しない。
というか既に14時だ。
だいぶ日が長くなってきたとはいえ、山の日没を気にしながら歩く時間帯になってきた。さて・・・
オプショナルツアー:大師の道を歩く。
国道165号線に面した謎のスロープは、異界へのエントランスだ。
今回は室生川に沿ったもう一つの古道を歩く。「大師の道」である。
この道がお大師様といったいどうからんでるのかは、まあわかっていない(下調べせよ)
うん、ほど良く「整備されていない」のが愉しい。
それなりにアップダウン。朽ちかけた木の階段が、それなりの緊張感をもって歩くことを強いる。
結構ガッツシぬかるんでいるところも多かった。
とはいえほぼ一本道なので、道標をよく確認すれば安心して歩けるルートだ。素敵。
獣害避け柵をくぐって15時過ぎ古道終了。更に下って、初瀬街道(国道165号線)。
16時、三本松駅着。
まとめ:室生漬けでした。
- なにしろ高井のバス停あたりは、伊勢本街道と室生古道がクロスする地域である。「高井宿」=宿場町だったらしい。納得である。お伊勢参りと室生寺参り(というかその先に長谷寺もある)、それぞれ重要な参詣道には違いない。
- オプショナルツアーを少々盛り込み過ぎた。当初の計画では高城岳・三郎岳という伊勢本街道の山々も歩くつもりでいたが、そこまで歩いたら足が持たなかったかもしれない。
- 計画をすべてこなせなかったが、桜シーズンのオーラスを愉しめたし、十分歩いたと思うよ。
- 大師の道は初めて歩いた。道自体はほど良く荒れていたけど、道標は必要十分にあった。
古道歩きに加え、登山にアートにお寺。盛り沢山で、佳き。
次回の室生古道歩きも、少しバリエーションを加えて楽しみたい。
「宇陀市ハイキングマップ」、それぞれとてもいいコース設定だと思う。
再度リンクを貼っておく。宇陀市ハイキングマップ
の4つを参考にした。
観光の目玉たる室生寺が起終点になるのは、当然。
実際に歩いてみるといずれも「体への負荷」と「見所」が良くバランスしたいいオプショナルツアーとなるハイキングコースを構成している。そして各コースには十分な道標が設けられていた。宇陀の魅力をより味わえたよ。
製作にかかわった皆様(宇陀市農林商工部商工観光課さん)に素直に感謝。