駄目社員はむの日記

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ムロウーで紅葉を(リベンジ) (1)

はじめに:正直今週は、室生しかないと思っていた。

先々週末軽く歩いてだいぶ足がこなれてきたが、今週末は、室生古道を歩くと心に決めていた。心身が閑なる室生ウォーク渇望していたのだ。

加えて、昨年11月に室生古道を歩いた際、心残りがあった。訪れる時期からして紅葉が早すぎたのだ。
#紅葉の始まる木々も、それはそれで趣あってよかったけどね。


奈良の山間はかなり紅葉が進んだと聞く。昨年リベンジといこうではないか。
しかも今日が秋晴れで、明日は雨。今日しかないのだ。

宇陀市歩きスタート。

そんなわけで、このところ荒み切っている生活をリセットすべく、今日は心閑に歩きたいのだ。

6時半過ぎ室生口大野駅下車。



なにやら「紅葉まつり」を謳う室生口大野の駅前は閑散としていた。とはいえまずは駅から東海自然歩道の入り口を目指す。



大野寺はまだ開門前だ。歩く人もいない。

磨崖仏と宇陀川、そして紅葉の風景。悪くない。室生古道に達する前に、目的は数割達成してしまった気もする。いやいや、これからですな。




宇陀川を渡り、林道と思しき細道を歩く。枝葉が多数散乱して凡そ車で侵入するに向かない。*1

東海自然歩道ウォークを開始いたします。




入口発見。ここからまずは室生寺まで、ハンパに整備された東海自然歩道を歩く。
歩道に入ってしばらくは車1台分の進入が可能な広めの道。要は林業の作業道とも兼ねているらしいのだが、歩みを進めると、あっという間に杉木立の細道になる。
下草はあまり刈られておらず、ときどきけもの道かな?と思うような箇所もある*2。森は深く、朝陽があまりに差し込まない。

次第に悪路の登りに。



まだ起きて数時間だ。頭も体も目覚めていない。
小川のせせらぎを愉しむ余裕なく、枯葉に埋もれた道を歩く。しかも苔むした大小様々な石がランダムに撒かれた、足元注意な緩やかな登りが続く。室生はまさしく山なのだ。

0750室生の峠、ピークに達す。



ピークから山道を下ると、あっという間にコンクリの道に出る。室生山上公園である。
#今日は「芸術の森」には行かない。というかまだ開いてない。



室生寺へ。
(つづく)

*1:※県道です←奈良あるある

*2:このルートを何度となく歩いてるから、疑念を抱かず進めますが、初だとちょっとドキドキかも。