組んでみる。
けがいた生基板に、受動素子を先に実装。
並行して、75材にバイファイラのトランスを巻く。
トランス、次いで放熱器を被せた2SC2952もとりつけた。
#ひとまずTrのリード線は長いままで。
火入れテスト。テストベンチに取りつける。
ひとまず通電テストすべく、バラックで組んだ基板のテスト環境(ケース)に放り込む。
和製W7IUVプリアンプ、ファーストインプレ。
幸い、受信音は安定している。
- 突然発振したりもしないし、「Sメーターアンプ」にもなっていないことを確認。
- プリアンプを挿入することで、全体に受信ノイズレベルは上がるが、目的信号を浮かしてくれている。
- 7MHz帯を聞く限り、Sメータはプリアンプ無しに比べほぼ+20dBぐらいを示す。さすがNFBアンプ。設計通り動く。
- BC帯(AMラジオ)、3.5MHz帯でも増幅している。よきかなよきかな。
- 1時間ほど通電しっぱなしでも、動作は安定。
Proof of Conceptはできた。
- 2SC2952を使って受信用NFBアンプ作ることはできそうだ。
- 本来のローノイズな性能が得られているかは今後検証していくことにしても、ひとまず配線を最短化すべく、ケースに入れようかな。
- このようなプリアンプのローバンドにおける本来用途は、「送受信兼用のアンテナで、Sメーターをよりにぎやかに振らせること」ではなく「受信専用アンテナの直下にプリアンプを設けてゲインを補い、S/N良好な受信手段を得ること」にある。
- 今後後者で使えるものにしていくべく、検討を続けたい。