駄目社員はむの日記

USO800 certified.

釣竿バーチカルを再考してみる。(4)

バーチカルのエレメントはどうやって結束する?

釣竿にワイヤーを這わす場合、常套手段がヘラマンタイトンなどの「結束バンド」を使う、である。かなりタイトに結びつけることが可能であり風雨・日光に耐えられるものの、再利用はできず、また竿の伸び縮みに対応させるには難しい。
代わりの固定方法を考えていたが、アンテナエレメントの固定に、動作に影響する金属を含むような金具はなるべく避けたい。

そこで、100円ショップで「ケーブルバンド 6P」を買ってきた。

要は面ファスナーを使ったコード類用の結束バンドが6本。幅2mm x 長さ18cmだ。

エレメントにカラータグ部分を通して・・・



こう締める。なんか行けそう。面ファスナーだから何度でも貼ったり剥がしたりできるし、竿の段数に応じた太さ調整も利く予感。
うーむ、32mmΦの根元部から数ミリの先端部にいたるまで、エレメント結束はこれで行けるだろうか。

あとはちゃっちゃかちゃと給電部を作る。

  • 3D2Vの外皮4cm程度を剥いて、圧着端子取り付け。こいつで給電。
  • 給電部直下にFT140#43に6T巻いて気休めフロートバラン。100Wまでならこれで十分でしょ。
  • ロケットで売ってる32mm径用マストクランプがあったので、取りつけてみる。TVアンテナ用部品を使えばもっと安く済むと思う。ご参考:ロケットオリジナル金具(Uボルト)



だいぶバーチカルの給電部っぽくなってきた。
僕はほぼ在庫パーツで作ってるからほとんど新規投資ゼロなんだけど、一個ずつ新規に集めようとすると意外とカネかかるのかも。