駄目社員はむの日記

USO800 certified.

ICOM、80年代HF機の輝かしき系譜?

自分の開局が80年代だったからだろうか、やはり80年代のリグには思い入れが強い。特にICOM(アイコム)の80年代のHF機。それというのも、僕は80年代のICOM製HF機ほぼ全機種を12時間以上使ったことがあったりする。
小型機から最高級機まで、ICOMのHF機は80年代、受信性能で他社とは一味違っていた。受信音は硬いが感度や混変調特性は全般に他社機より良好で、ノーマルで堅実に作りこむTrio/KENWOODに対して、新技術好き・玄人好みのリグだった様な気がした。


なお肝心の”SSBの八重洲無線”はというと、小型機ではFT-757が安くてまずまずのリグだったこともあり人気を博したものの、高級機は明らかに暗黒時代で、FT-ONEやFT-980がでかい割にぱっとせず、FT-102引退後はFT-767という、オールインワンででかい割に影の薄い、受信性能も使いやすさもぱっとしない高級機が居るだけだった*1
さて、夜な夜な、大体時代順にだらだらと思い出して書いてみようかな。

*1:1989年、FT-1021の登場でHF高級機の構図がガラッと変わるのだが、それはまた別の機会にでも。