駄目社員はむの日記

USO800 certified.

総評:なんともはや・・・

全般について

  • Victor Entertainmentから出た「ARIA」関連アルバムと、OPを含むヴォーカルアルバムが1〜3位になっちゃった。
  • しかしそれ以外を考えると、2006年は選ぶのに困るほどだった2005年よりはるかに不作。「これ聴かないと一生損しまっせ!!」というのしか選んでないので、4位〜5位は該当なしでした。
  • ヴォーカリストとして期待できる新人・急成長した人などは、残念ながら誰もいなかったかな。Suaraゆうまおあたりは、評価される理由が自分には理解できませんでした。

サントラについて

  • 毎年楽しみにしてる菅野よう子梶浦由記両女史、川井憲次大関連では、佳作はボチボチあったけどこれはというのはなし。
    • 菅野さんについては、「ハチミツとクローバー」のサントラ(レビュー:7/23)は菅野さんらしい歌モノが聴けて嬉しかったけれど、菅野節が炸裂した作品でもなかった*1。「攻殻S.A.C.」のアルバムも相変わらず小喧しい曲が連発してて、あんまりピンとこなかった。音質はともに良好。
    • 結果的に、「ノエイン」「西の善き魔女」と佳作を確実に重ねる七瀬光さんの活躍が目立ったように思う。

音質について

  • 今年はLantisがかなり良さが目立った。
  • とはいえ相変わらずVictor Entertainmentの横綱相撲だったと思う*2
  • スタチャは、全般に相変わらずスタチャクオリティだった。

オマケ1:米国マスタリングについて

今年は、米ジェネオンによる米国マスタリング版サントラに凝った。
5月の米国出張のついでに「フルーツバスケット-四季- / 岡崎律子」を買ってきたらあまりに素晴らしくて、何回かアマゾンにお世話に。ジェネオンのほか、スターチャイルドやビクターの録音が米国での新マスタリングによって激変だった。特にスタチャで顕著。中身がよかったのに音が悪かった音盤は買い直す価値ありかもしれない。
レビュー:5/27, 5/28, 6/25

オマケ2:シングルについて

*1:というか、菅野さんが映画音楽を担当すると大概そうだと言う話も

*2:来年もしビクターが他の資本に入ったらどうなっちゃうんだろう、とか不安材料はあるけれど