駄目社員はむの日記

USO800 certified.

蒐集家活動、続き。

これも昨日BOOK OFF保護。こっちはまだ小売で手に入りそうだけど。


BGM:「生命 40億年はるかな旅 オリジナル・サウンドトラック I / 大島ミチル」(1994, Victor Entertainment, VICL-537)
より、Tr.6”Planet of Life 〜未知への贈り物〜”
♪三十億年 生命誕生 地質時代〜」という奴です←違う


94年度のNスペの目玉シリーズ。スケールがでかいオーケストラやら現代音楽風やら似非土着音楽(「大英博物館」のサントラを想起させる)、おカネを結構掛けて面白い音楽を好き放題作っている。表題曲である”Planet of Life”はN響を思いっきり振っており、心地よい。あと放送当時、何故か僕の記憶に特に残ってたのは、アコギがフラメンコ風に掻き鳴らされる曲(Tr.4”千の道”)で、大型シリーズの楽曲にしては違和感なだったのだが、今聴くと実に面白い。
N響の他にも豪華なスタジオミュージシャン。篠崎ストリングスは勿論、渡辺等(bs, gt, Mandrin, Bouzouki, Ukulele)が抜群の演奏を聞かせる。というか、オーケストラパート以外は渡辺氏がみんな持っていってしまっている印象さえある。


ビクターエンタテインメントからのリリースだけあって、当時のレベルでは音質最高。”サントラらしからぬ”録音かもしれず。
ちなみに、録音はNHK(N響パートなのだろう)とJVCの協業で、スタジオはStudio JIVENHK(ホール?)など、機材はProTools及びProMaster20+20bit A/D。マスタリングはJVC K2 Super Codingを用い、JVC青山スタジオで川崎洋氏によるとある。どうりで。
・・・ビクターの当時の本気。知らないとは恐ろしいことだ。