駄目社員はむの日記

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近江 湖の辺の道、ふたたび (2)

そして湖畔には案の定、ウェーイだらけだった。

そしてそいつらのグループは大体、焼肉しまくってた。
(もちろん禁止の場所でも、注意書きの真後ろでも)

3年前を思い起こす。

そういえば前回湖の辺の道を歩いた2021年の夏は、致死レベルの肺炎がまだ猛威をふるっていた。
そのころの湖岸はオープンスペースでアヒャアヒャ開放的になっちまった「若者ウェーイグループ」だらけで、「テメェら、ウェーイBBQで肺ウェーイしちまえ」と呪詛を唱えそうになったことを覚えている。
ご参考:我は湖の子(今日だけ) - 近江湖の辺の道を行く(2) - 駄目社員はむの日記


そして今回はというと、「ウェーイ家族連れ」が中心。しかしルールを守れぬ奴らばかりという点では、みごと同類だった。
賊は、エルグランド・ヴェルファイアアルファード的なムダにごっつい車でズドンと侵入し、湖岸に本陣を構える。
そして餓鬼ウェーイどもはペアレンツウェーイ共々、公共空間であることに気に留めるはずもなく、禁止する看板の前で、燃え上がる火にテンション上がりウェーイウェーイしていた。ウェーイはかくのごとく、世代を渡っていくのだろう。


しかしああいった新車乗り出し500万~下手すりゃ1千万クラスな家族車買う人々、どんなビジネスに従事してるんだろ・・・すげえよ素直に。上級国民じゃんか。

さ、長浜市から高島市に入る。

オートキャンプ場も、陽キャグループでいっぱいっすね。洋キャも結構居る。

高島市というか、旧マキノ町である。



滋賀県道557号線を歩き、トンネルを幾度も抜けると、海津大崎だ。
ご参考:滋賀県道557号西浅井マキノ線 - Wikipedia

海津大崎周辺を愉しむ。


近江には、かつて湖港だったことをにおわせる地名が多いが、ここもそう(津)。この辺りには古代より重要な港があったという。
琵琶湖って、遠浅で江戸時代以前の船が荷下ろししやすかったのかな?

なおこの周辺の風景(海津・西浜・知内の水辺景観)は、日本遺産になっています。
ご参考:琵琶湖とその水辺景観 構成文化財|日本遺産ポータルサイト



まんまだが、大崎寺がある。

100円を納め、登ると、心地よい眺め。そよ風が涼を感じさせる(熱風だが)。

マキノと言えば、マキノサニービーチ。



この辺随一の湖水浴・オートキャンプのメッカである。

先ほどまで見てきたウェーイたちに比べると、おカネをちゃんと払える人々だからなのか、客層がフツーだ。
なんだか、オラツキとかいろいろ物足りないぞ(何を求めている)

あとは湖岸を歩き倒す。


しかし僕はというと、暑さが歩みを妨げる。
サニービーチ界隈を抜けると歩く気力が急激に落ちてきた。

湖岸の松の木陰に入り、風と静寂を愉しむ。

1430旧・今津町に入る。



うん、これは旧街道感ありますね。現存する西近江路って感じ。


1545、近江今津駅着。ゴール。

まとめ:たまには湖岸も。

そしてたまには、滋賀に来よう。

  • 暑い中、3年ぶり、計23kmほどの「近江 湖の辺の道」ウォークでした。
  • 今回マキノからもう一駅先に行き、湖岸を更に歩けたのは良かった。「ただ暑くてウェーイだらけだった」というと身も蓋もないし、寺社や遺跡といった見所はほぼないのだけれど、夏のエクスペリエンスとして湖岸を歩くうれしさを実感できた。

陽キャとゴキブリは暑さなどに負けないのである。


草津市に琵琶湖の博物館があるらしいので、いずれ行きたいのよね。