駄目社員はむの日記

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韓人(からびと)来たりて - 朝鮮人街道 (2)

彦根市内の朝鮮人街道(ザギン!)を歩く。



七夕飾りの並ぶ「彦根座商店街」を抜けると、久左辻。

ポールが建っているだけだが、朝鮮人街道の変曲点。


ここから、朝鮮人街道はほぼ直線道路となる。
不自然な直線こそが、街道歩きの醍醐味である。
御参考:彦根観光ガイド : 公益社団法人 彦根観光協会

名水・十王村の水(※ありつけず)


井戸に人が集まっている。これが十王村の水というやつか。名水百選に選ばれているらしい。

ジサマバサマがデカいボトルをもって並んでいるのであきらめる。ボトルをその場で洗っている位、一人一人が時間をじっくり使っている。クズ野党の牛歩戦術のようだ。
自分の時間の流れが緩慢な人ほど、他人のことを考えられないものだ。人の振り見てなんとやら、教訓を得て水にはありつけずその場を去る。
ご参考:十王村の水 - 日本の名水

県道2号線を南西目指し歩く。


どうやらこの辺は「湖東」地域ということになるのだろう。
県北とか県西とはいわず、湖を基準に区切られた地域が多いらしい。さすが滋賀、ムズカシイネ。
御参考:エリア別に見る滋賀県 - しがトコ

魅惑の「荒神山の登山口」を、どうにかスルー。


荒神山は「こうじんやま」と読む。アラガミと読む場合もあるだろうけど、山につく場合はたいていコウジンとよむようだ。教養レベルだし、彦根民には常識に違いない。



なにしろ僕の今日の装備は、半袖短パンだ。道歩きしか想定していない。これで夏山に立ち入ろうものなら虫さされやら草かぶれやら、後を引くリスクがデカすぎる。
ご参考:彦根市荒神山公園 | 自然に囲まれた緑あふれる憩いの空間

天満橋で宇曽川(うそがわ)を渡る。



漫画の集中線のごとく、琵琶湖へと注ぎ込むおびただしい数の小川。それらを何度もわたりながら、でも湖自体を眺めることがない微妙なコースではある。



宇曽川に沿って歩き、天満天神社に至る。先程の天満橋はたぶんこの天神様にちなんだ名前だったのだろう。



湖東に流れる時間はゆったりのようだ。彦根民うらやましい。
(つづく)