駄目社員はむの日記

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近江 湖の辺の道、ふたたび (1)

はじめに:夏が来た。

18きっぷの夏が来た。となれば、ちょいとJRで足を延ばそうではないか。
そして3年ほど前に行って暑さに完敗した「湖の辺の道」を再び歩きたい。
寺社を観て歩く観点で、湖岸歩きは退屈と言えなくもないが、たまにはいいだろう。


しかし今日も炎天下、35℃ごえが確定だ。善戦したい。

1055 永原駅下車。

湖西線の車窓の風景いいよね。少し曇ってきて歩くには好適かな?
堅田駅を過ぎたあたりから琵琶湖・レイクビューが俄然よくなる。


マキノ駅で降りようかと思っていたが、欲を出してもう一駅。
なお本日遅めに出てきたのは、18きっぷ移動ガチ勢と被り激混みに巻き込まれたくなかったからだ。

心がざわつくポストだ。


なあ、この地域、もしや振り切れた人々によって治められているのかな?
「俺様が有害と判断したモノは、取り上げて燃やせ」的な昭和前期イデオロギーっぷりに、背筋が凍る。*1

永原駅から、奥琵琶湖を時計回り。長浜市から高島市にむけ出発。


永原から、琵琶湖に注ぎ込む川っぽいのを確認。

なんというか、スタンドバイミー感あふれる風景。ウェンナナイ~



農道っぽい道を歩くと、湖岸。このあたりの地域、奥琵琶湖というらしいぞ。

ここからは、「湖の辺の道」である。



いや、このあたりのウォーキングコースとしては「近江 湖の辺の道」であり、環境省が指定するところの「中部北陸自然歩道」でもあり、自転車道としても「ビワイチ」の一部になっている。

それよりなにより、古街道としては「西近江路」にあたるらしい。

そんなわけで道中見どころが少なくても、旧街道歩き好きとしてはギリテンションを保てるルートなのである。
西近江路ってのはザックリ、大津から琵琶湖沿いを渡り、海津あたりからは北上し、北国街道とは並行な別ルートで敦賀に至るようなのだ。
ご参考:西近江路 - Wikipedia

歩かないと見逃す、素敵レイクビュー!

蒼空に映える(※「映える」の正しい用法)。



なお、「リアル水際」は歩けるところとそうでない(私有地で立入禁止や、あるくには危険な)ところがある。
砂利の浜になっているようなところは足をとられて疲労度UP!なので、脚に過度な負荷を掛けたいなら「なるべく水際コース」もよかろう。
僕は少しだけ愉しむていどで十分だ。
(つづく)

*1:有害性を論うにあたり、アセスがおこなわれ、ガイドラインも設けられているのだろうね?