駄目社員はむの日記

USO800 certified.

北大阪ではじめて体験ウォーク(3)

そろそろ日暮れ。



Gravesが気になる。墓が林立してると思ったぜ。いや、おフランスのグァーブにあやかってるんだろうな?

ミュージアムもう数件回りたかったけど、時間的にはオーラスかな。

千里丘陵の中腹から坂を下り、豊中市の山の手的な地域を歩く。
まさに高級住宅街。アチーバー達の建てた邸宅が豪勢さを競い合っていた。いったいどういった人生の果てにこのような豪邸を建てるに至ったのか、僅かに興味を覚えなくもない。
う、うらやましくないんだからね?

府道137号。


熊野大阪線をてくてくと歩いていく。そして本日の最終目的地・服部緑地公園着。
府民の憩いの場」を自称する公園のひとつだ。

第3チェックポイント「日本民家集落博物館」。


アドミッションフィー500円。

これは・・・来てますよ。
江戸時代からの日本各地の木造家屋の民家を12棟ほど移築して、ずもずもと緑地公園の敷地内に並べてある。野趣あふれれたセンスが光る、尖がった屋外ミュージアムだ。


歴史的建造物を移築したようなミュージアムは日本各地にあるけど、ここはというと、とことん巨大な民家群である。一部家屋は、屋内にも入れる。

茅葺の民家、数年分ぐらい見た気分だよ。





ハイライトは、白川郷の合掌造りの家と、奄美大島の家かな。
多分関西で白川郷観光気分を味わえるのはたぶんここだけだ!

16時半。だいぶ日も陰ってきた。

味わったことのないノスタルジーと謎の感慨を覚えつつ、濃ゆい博物館を後にした。ちょうど閉館だったようだ。
緑地公園駅にてゴール。

まとめ:北大阪、けっこう面白い。

吹田・豊中・池田を歩き倒す25km越えのウォーキング。それもダスキンミュージアムからの阪大博物館、トドメ?が日本民家集落博物館という奇想天外博物館ウォークであった。
「面白いに決まってる民博には行かないしばり」で無理矢理チョイスした博物館だったが、驚きの連続だったよ。


更に北大阪の面白さを探してみたいと思った。