駄目社員はむの日記

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北大阪ではじめて体験ウォーク(1)

はじめに:北大阪ってなんだ?

いやそもそも、北大阪の定義ってどうもはっきりしないけど、とりあえず「大阪市より北側の大阪府」は北大阪でいいのだろうか。箕面市豊中市吹田市あたりは北大阪ってことでいいよね?
でまあ、千里丘陵近辺の北大阪って、歴史と文化が相応にあるのにあんまりメジャーな博物館・美術館ってないと思っていたのだ。一番有名なのは民博。ここは間違いなく面白い。でもそれ以外にどんなのがあるだろう。
そういう切り口で、行ったことないところを体験に行ってみることにした。
歩きで。

とりあえず勢いで江坂駅に降り立つ。

「エサカ」という響き。ただようそこはかとないオサレ感が実は幻想であることは、以前来た時知った。吹田市内としては格別に便利な町であることは間違いないけどね。
そしてその街並みに背を向け、細道を歩く。

第1チェックポイント「ダスキンミュージアム」。



このあたりの地名と博物館でぐぐってみて以前から気になっていたところをいきなり攻め込む。今日の俺、気合が全然違っすよ!
なにしろ掃除とドーナツのワンダーランドである。どちらも縁がない。
企業が設けたミュージアムなので、体験教室とかを除くとアドミッションフリーだ。

ミュージアムのターゲット層は多分、小学生のお子様連れ。


ミスド(1F)とおそうじ(2F)の二階層に分かれている。
ミスドは何やら体験コーナーもあり、ターゲット層通りの人々でにぎわっていた。グッズとかも展示してある。



しかしミュージアムマニアにとって面白いのは2Fだ。


掃除の文化史で切り取る展示は新鮮。どんな文物を蒐集しているのかわからないけど、もっと見たいぞ。

数ミリの小さなガラス玉を埋め込んだ初期の箒(レプリカ)がワクワクだ。

雑巾がけがいつから始まったか初めて知ったよ。
体験あり、クイズあり、掃除ノウハウの気づきもある。入場無料のミュージアムとしては間違いなく素晴らしい。

豊中市中心部を国道176号に沿って歩く。


豊中駅、次いで蛍池駅を通過し北上。
(つづく)