駄目社員はむの日記

USO800 certified.

RicePy - Pythonでミニクッカーをちょっぴりグレードアップ (2)

放置プレイ炊飯を目指す。

ミニクッカー取説に従うと、炊飯シーケンスは「約30分吸水」→「20~30分炊飯」→「約15分蒸らし」だ。
この辺りのハンパな時間は、仕掛けっぱなしというわけにいかず、人力シーケンサーとなるべく、結局クッカーのそばをうろちょろしていなければならない。
これを自動化できれば、水でメスアップした内鍋を炊飯器に仕掛けたら、蒸らし終了まで放置プレイである。

じゃあ、パピコで制御しとく?


電源電圧100V、消費電力200Wとある。
さすがオレタチの1.5合炊き、圧倒的にヨワヨワである。ぶっちゃけ手頃な電力であり、すごく扱いやすい。
#熱板で加熱しつつ温度制御するタイプの5合炊き炊飯器は、1.0~1.5kWぐらいの消費電力だろう。

秋月のソリッドステートリレーキットを使おう。

低電圧TTLからAC制御するなら、なんといってもSSR(ソリッドステートリレー)だろう。
DC電圧を3Vも入力してやれば、さっくりACをオンオフ制御ができる。それもフォトカプラのLED側を灯してやれれば十分なのだから、電流を流せないパピコのGPIOからだって直接駆動可能だ。


ソリッド・ステート・リレー(SSR)キット 25A(20A)タイプ: 組立キット(モジュール) 秋月電子通商-電子部品・ネット通販
250円のちんまいキットだが、いわゆるゼロクロスSSRである。あっけないほどACのオンオフ制御を可能とする、非力マイコンの強い味方だ。
20Aタイプでありもっとガッツシ行けるが、放熱器なしでも200Wぐらいまでは扱えるという。先述の通り、ミニクッカーの消費電力が絶妙に200W maxだ。*1

*1:安全を考えると軽く放熱したいところだが、放熱器なしでもなんとかなるかもしれない。