駄目社員はむの日記

USO800 certified.

>150W用EFHWアンテナを作ってしまう(給電部6号機)

性懲りもなく、EFHWの給電部を作ってしまう。

FT240-43を使ったK1TA方式のEFHW給電部はとても快適に動作したのだが、50-100Wで10m FMとか運用すると、1:49のUN-UNが熱損失でちんちんに熱くなってしまう。
なので、100Wを連続で入れてセーフな程度には高耐圧版のEFHW給電部を試作することにした。

作り方はもう書かない。

ベアフット用EFHWを作り終える(5号機) (1) - 駄目社員はむの日記
ベアフット用EFHWを作り終える(5号機) (2) - 駄目社員はむの日記
このあたりと、関連リンクを参照頂きたい。これまでとの違いは以下。

  • ケースには、タカチBCAS081107G を使った。700円程度で手に入り、堅牢で、防水・防塵性能が十分。*1
  • アンアン用のフェライトトロイダルコアは、Fair-Rite社の5943003801を「2段重ね」。*2マスキングテープで束ねる。
  • UEW線は1.6mm品を150cmぐらいカットして使ったが、だいぶ余った。
  • アイボルトは今回、ひとまず取り付けていない。*3

試作。


二段重ねにしているというだけで、作る作法や部品は何も変わらない。容易に完成。それにしても、ズッシリと重い!
NanoVNAで動作確認完了。

200W PEPぐらい入れても、行けるんじゃないかな?

大型トロイダルコアx2にしたことで、たぶんデューティが低ければ200Wでも壊れないはず。
そしてエレメントを横に引っ張ることでエンドフェッドダイポール、縦に引っ張ればエンドフェッドバーチカルダイポールが試しやすいMコネクタと陸軍端子の位置関係にしてみたつもり。
後者は、地面付近直置きでエレメントを垂直に伸ばしてやることで、低打ち上げ角狙いを想定。

*1:いつも給電点を作る際愛用してるBCAS080806G では狭すぎるのだ。

*2:デジットで一瞬放出されていたものだ。

*3:移動運用でロープで引っ張り上げたい、みたいな場面になったら、取り付ける所存。