駄目社員はむの日記

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ミリも参考にならないブラッセル観光 2026春 (2) (ミリだけに)

今日もまったく参考にならない観光をしたい。


まずは盾(中世ブラッセルの城壁の痕跡)の上辺を歩く。

Jardin Botanique に入る。


植物園というほど植物園ではないのだが、結構いい公園なのである。
こういった無駄に贅沢な公園に出会うのは、白耳義が王国であったことを再認識する瞬間である。

ここのホールは小コンサートホールとしても使われていた記憶。僕がいたころ、KOKIAさんとか確かここで歌ってた。栗コーダーカルテットもここでコンサートしてたような。

東へ東へ。

続いて、Schuman。あるいはEuropean Commission。



駅でいうとシューマン。この辺でもっとも有名な建物は、欧州委員会本部である。

そして、サンカントネール公園(Parc Cinquantenaire)。


この辺くるの10年以上ぶりだ。昨日に引き続き、盛大にガスってますな。ブランデンブルク門ほど有名じゃないけど、歴史の舞台になっている凱旋門だったりします。
ここが本日の目的地。

王立軍事歴史博物館(Musée Royal de l'Armée et d'Histoire Militaire)にきた。12EUR払って入場。

サンカントネール公園近辺には複数の博物館がある。王立軍事歴史博物館・オートワールド(自動車博物館)・王立美術歴史博物館だ。

その中でも、今回久しぶりに来たいと思っていたのが「王立軍事歴史博物館」である。
欧州内外に軍事博物館・戦車博物館数あれど、ここが提供する間口は恐ろしく広い。「戦史」だけでなく、乗物から文物・技術など、中世から近代までの広範な遺産と出会えるのだ。

覚悟はよいか?

この博物館のハイライトは「第一次・第二次大戦の膨大なコレクション」。

14世紀から現代までの戦争・武具・兵器・乗り物の歴史がしこたま所蔵されている。各国の軍服コレクションなんかも膨大だ。
何しろ白耳義は、第一次大戦・第二次大戦ともに激戦地になってしまったのだ。一つ一つを紹介はできないので、もしブラッセルに来る機会があったら是非みていただきたい。

まず「1914-18第一次大戦」コーナー。



毒ガス・塹壕・戦車・高射砲に火炎砲。人は敵とみなした相手にこうも悪意をむき出しにできるのか、と考えさせられることになる。
しかし20世紀初頭のハードウェアって当然クラシカルで、現代とのつながりは薄く感じる。

続いての見どころは、飛行機コーナー。

というかほぼ航空博物館です。

自然光を取り入れた巨大ホールには、空軍を中心とした飛行機の遺物がいっぱい展示されている。ベルギー空軍は今もなかなかのものだ。
複葉機からF16、輸送機まで。一部には乗り込める。

ファイティングファルコンさんチース。

ミラージュVやDC-3、ユンカースなんかは日本ではめったに見かけないよね。


SABENA航空のコーナーもあった。


昨今のブリュッセル航空の乗客は、なぜ「SNxxx」という便名がなのか知らない人もいるだろう。SABENAだったからだ。「ANAが日本ヘリコプターだったからNH」みたいな話だ。

オマケ。

  • 飛行船や気球のコーナーまである。ツェッペリンの飛行船やら、モンゴルフィ兄弟の気球まで学べちゃいます。飛行船のエンジンに萌えた。
  • 白耳義の海軍史も学べた。白耳義には海岸線がちょろっとしかない割に、海軍の軍備はしっかりあるし、コーストガードも結構まじめにやっている。

そして最大の見どころ「1919-1945 第二次大戦」コーナー。




ここは量・質ともに圧倒的だ。照明を最低限にした広いブースで、戦史・文化・風俗。戦災だけではない生活影響も含め、イイでもなくヒドイでもなく、淡々と語られる。

当然ヨーロッパ戦線がメイン。そして80年前なので情報の解像度が第一次大戦に比べてずっと高いし、装備も近代的だ。どこがどう侵攻して、独ソ戦がどう推移して、ノルマンディー上陸でどう形勢が変わって・・・と、膨大な史料とともに、大過剰な情報量が提供される。

「Another WWII」。アジアの戦線も語られる。







ブース内には「同期の櫻」のBGMが流れ、千人針の腹巻を締めて特攻していく若者の写真が展示されていたりする。

さらには、中世の武具・甲冑も楽しめますが・・・



おもしろいんだけど、もう頭に入ってこねえよ!

1145おいとま。

2時間近く滞在してしまった。
消費カロリーが極度に高い博物館である。というか戦史・文化史・乗り物史など、博物館5つ分回ったような気分になった。
今日は他のミュージアム行く気力ない。過剰な情報に脳がオーバーフローを起こしている。

市内中心部へ戻っていく。



Parc(ブリュッセル公園)の上辺をかすめてあるく。この辺はRoyal Squareとも称されており、王族関係の建物がならぶ。
いい公園なんだよなぁ。住んでた頃時々来てた。

最後にやっぱり、サンミッシェル。



市内中心部にある、サンミッシェル大聖堂。この町のカテドラルである。ここ来るとやっぱり心が落ち着く。
定番ながら美しいゴシック様式で、飽きない。
さて、そろそろホテルに帰ろうか。