歩みを進めようとすると、いやな汗。
孝霊天皇を祀る孝霊神社?を過ぎたあたりで、
突如汗が出始めて、止まらない。これはすごく悪いサインだ。暑さにやられたか。
最後に。
- 名高い(生駒郡)斑鳩町を発し、一路南南東に、安堵町、(磯城郡)川西町、三宅町、田原本町と来れた。この先、橿原市、次いで明日香村に入り、飛鳥駅周辺を歩くつもりだったのだが、体調悪化につきリタイア。
- 一応、大和八木~藤原宮跡~飛鳥寺~高松塚のルートは歩いたことあるしね。
- この生駒地域って、直線的に南北に流れる小川が多い。この「太子道」はそこを北北西(南南東)方向に斜め横断するため、やたらと川をまたぐことになるのだ。
- あまりに道標がなさ過ぎて苦戦した*1。太子道コースは一般道に埋もれてたり、高速道に横切られ完膚なきまで寸断されたりで、大半が原型をとどめてはいなかったし、直線性はあちこちで失われていて、なかなかにわかりにくかった。そんな中、時々エンカウントする、旧街道情緒あふれる風景がとてもうれしいのである。
- 太子道沿いに「杵築神社」がやたらと多かったのは、何なのだろう。それらはいずれも素盞鳴命(スサノオノミコト)を祀っていた。いや道中、きっと気づかぬうちにもっと多くの杵築神社をスルーしていたのかもしれない。スサノオ信仰がこの地域で重要だったのだろうか。またそれを調べに、歩きに来るもよし。
聖徳太子殿の通勤ルート(斑鳩宮~飛鳥京)をフルコンプすること、能わず。聖徳太子殿の実像に迫るなど、まだまだ道は遠い。
とはいえ、まずは法隆寺周辺(斑鳩の里)をよく歩きたい。ToDoが増えてしまった。
無念のリタイアとはいえ、いろいろ学びの端緒を捕まえた気がするよ。サンキュー太子道。
*1:豪快なコースアウトはしなかったものの。