駄目社員はむの日記

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善政レジェンドな太子道を歩く (2)

飽波神社(あくなみ-)という神社にお参り。



教養に乏しい僕は、もちろん読めなかった。雰囲気ある境内。少しゆっくりしたいな。



このあたりは実に旧街道らしい、ある意味不自然な直線性を持った道が、住宅地や農道を貫いている。

・・・ジャンボかかしアート?

次いで杵築神社(きつき-)。



ここもスサノオ推しか。

川沿いを歩くと、油掛地蔵というふしぎランドマークを発見。






酸化しまくり、黒変したであろう油まみれになっててリアルに怖い。
しかし屋根があってだいぶ大切に扱われている。地元の信仰対象なのはわかる。

以降は、太子道のルートが少し整備されているせいかわかりやすそうだ。




川西町に入り、寺川の河畔を歩く。

つぎつぎにエンカウントする、杵築神社。

ほどなくして、更に三宅町に入る。

「杵築神社」があった。ん?

二度見した。
杵築神社ってさっきもあったよな。どうなっているんだい?

太子道を挟んで対面が、白山神社



謎の「聖徳太子腰かけ石」が鎮座する(雨ざらしだけど)。

もしかすると太子さんが腰かけたときに摺れた腰布から開裂した分子が数個ぐらい残ってるかもしれんぞ?(適当



シンプルな境内に建つ像は、黒駒に騎乗した聖徳太子であるという。

黒駒とかいう名馬に乗っていたの、ホント?

「馬にまたがって」というのは怪しいが、斑鳩-飛鳥間なんだから、毎日20km近く通っていたということになる。なかなかの通勤ルートではなかろうか。


仮にも皇子クラスな貴人。首都に向かう往来で、自ら馬をポッカポッカさせてたとは到底思えん。*1

三宅町に入って、太子道の道標が本当に増えた。


これまでの道中ほとんど道標なくて*2、地図とにらめっこで苦戦したのに、急に太子道推しだ。




そしてまたも、杵築神社。名前コピペしすぎ問題。一体どうなってる?

黒田駅着。


黒田駅を一応の「太子道」のゴールとしているガイドブックもある。
というかルートがハッキリしているのがここまでなのかもしれず。

とはいえそのままスルー。線路を渡り、更に田原本町(たわらもとちょう)を歩く。
(つづく)

*1:たとえとんでもなく人望があり崇拝されまくってたとしても、わざわざ野党のターゲットとなる行動はせんだろうよ。

*2:正規ルートなるものが喪われているか、太子道で地域を盛り上げる気がないのか、謎。