駄目社員はむの日記

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竹内街道周辺を(過度に)味わい尽くす!(3)

竹内街道のメインルートはほぼおしまい。

竹内街道がつないできた町と町は、現在は近鉄国道166号線で取って代わられている。
それも国道165号と166号はところどころ、竹内街道の途中でクロスオーバーしちゃっているようなのだ。ああ、ややこしい。

聖徳太子、なんでもしちゃうのね・・・





【朗報】すごい電池を売ってる店がある!

さて、羽曳野市に入った。もう少々歩けば上ノ太子駅だ。


上ノ太子駅が近づいてきた。しかし、これでおしまい、はちょっと物足りない。
定番の「竹内街道」ウォークルートとしては、区切りのいい長尾神社〜上ノ太子を起終点とするガイドブックが多い。しかし竹内街道は実際は上ノ太子の先もなお続いており、ずっと斜めに進み、堺までつながっているとされる。足もまだ元気なのでもう一声歩いてみようではないか。

ひとまずは古市駅あたりまで、近鉄南大阪線を二駅分追加であるくことにした。


そこで駅のそばをそのままスルーし、近鉄線に沿って竹内街道をさらに北西方向へ。
そういえば太子町から羽曳野市に入ったあたりから道標が極端に減った気がしないでもない。

飛鳥川の北岸を、ぶどう畑の風景を愉しみつつ歩く。

小川に沿って歩くのはココロに良い。




飛鳥川に架かる月読橋(つきよみばし;つくよみばしではないらしい)を通過。

ご参考:羽曳野市観光協会 : 月読橋

次いで、街道らしい風景を歩く。


西応寺(さいおうじ)、願永寺(がんえいじ)、杜本神社(もりもと-)と通り過ぎる。



ともに真宗大谷派のお寺がほぼお隣同士で二つ並んでいるのが謎。あまり詳しく知らないほうが幸せでいられる気がするよ。

更に飛鳥川西岸を北上していくと



河岸の万葉野外アート?「であいのみち」に行き当たる。謎すぎる。

意図が不明な上に、整備はされておらず草むらと化している。ううむ。

飛鳥川終了のお知らせ。


やがて、川の合流地点に達す。小川の飛鳥川が、いきなりだだっ広い石川と一つになる。



よく整備された広い河川敷には、謎の石造歴史年表が作られている。
百年紀ごとのマイルストーンと、その間の出来事のタイルが設けられており、現代から古代まで振り返られるという。「出来事」のチョイスが、日本史の主要な事件というわけでもなく、いまいち謎。

石川を臥龍橋で渡り

住宅地を貫く竹内街道を古市駅前へと歩みを進めた。


そう、ここは古墳群の町だ。
(続く)