駄目社員はむの日記

USO800 certified.

デルタループアンテナを再開したい。

4年ほど前、7MHzのデルタループアンテナを徹底研究した。

  • VPDL(Vertically Polarized Delta Loop; 垂直偏波デルタループ)は、八木にはパンチ力で大幅に劣るんだけど、明らかに長距離のDXにヒョロヒョロと、ソコソコの信号強度で届いてるんだよな。
  • ただし低打ち上げ角・(ほぼ)無指向性はマルチパスを招きやすく、フェーディングやエコーが送受信ともよく起こる。
    • あと、受信がノイジーであり、また国内QSOが困難なのは原理上仕方ない。
    • 自分が7MHz運用中、エコー引いてるよと何度も指摘されたし、南米の局には「アンテナどっち向けてもお前が聞こえる」と言われる。
  • 「ビームアンテナならざる、DXにがそこそこ届くアンテナ」には、メリットとデメリットあるわな。

そろそろデルタループを復活させたい。

モチベーションが上がってきたので、また垂直偏波デルタループを検討する所存。

ご参考:19. DXing Can Be Loopy - or Vertically Oriented, Vertically Polarized 1 wl Loops
垂直偏波ループアンテナノススメ”DXing Can Be Loopy”。
この小文は、「宝くじに当たったらビーム買え」で締めくくられている。限られた環境・懐具合でベストを尽くそうというcompromiseなアンテナだってことさ。