ファーストインプレをまとめると以下。
- 常に八木よりノイズ多め。垂直成分多いのか、地面近いためか。
- 国内は八木同等のこともあるが、距離が3エリア・7エリアを超えると極端に落ちる。おそらくは、NVISヘンテナほどじゃないけど、かなりの高打ち上げ角で放射されているのだろう。
- DXは妙に聞こえない。極端に強力な局を除くと、ノイズレベルギリギリか、ヘタすると完全に聞こえない。5000kmを超える北米・VK・ZLいずれもダメだ。
ちなみにアンテナを張っている方向は、北米(北東)だ。シミュレーション結果が示す通りの動作なら北米がF/S比よく入感していいはずだが。
現時点での結論: 3/4波長スローパーは、八木を補完するアンテナたり得ない。
これまでいじったワイヤー系では、DX向けには「VPDL>NVISヘンテナ>>その他」、だな。
国内QSOにはまずまず使えそうだけど、3/4波長もの長いアンテナ張るぐらいなら、ダイポールがベター。
あ、あと、こいつを設置したら3.5MHzのスローパーのSWRが跳ね上がった。困る。
もう少し検討するが、先は見えたかも知れない。
まあ、春の夜の八木かループにしくものぞなき、ということですな。