駄目社員はむの日記

USO800 certified.

HF用のノンラジアルバーチカルの話。

一方、米Cushcraft社R6000などのマルチバンド・ノンラジアルバーチカルは、お値段は結構する(10万近い)ものの、根強い人気をほこる。
無指向性ながら「DX向き」のバーチカルのメリットをそれなりに提供しているということなのだろう。

これら「ノンラジアル」バーチカルは、その名の通りラジアルなしで動作する。

別に1/4波長バーチカルアンテナにラジアルをつけなかったわけではなく、短縮バーチカルダイポールを端部付近から給電していることで、ラジアルを不要としている。
真面目に命名するならば、「ローデッド・オフセンターフェッド・バーチカルダイポール」となるのだろうか。

それらノンラジアルバーチカルの給電ボックスの中には

1:4のインピーダンス変換が入っているらしい。
オフセンターフェッドダイポール(ウィンドム系)は大体1:4のバランを介し200Ωで給電するので、よく符合しますな。


ようやくバーチカルダイポールの話に持ってこれた。ヨカッタヨカッタ。