同サイトの、
2N2/XX Specifications
の記述内容が妙にワクワクさせる。
ちゃんとspecificationに受信性能を(受信感度以外について)書き並べるキットって滅多にないもんなぁ。
で、ちなみにこの受信系の回路なんですが、実はElecraft K2の回路と似ているのです*1。
むしろ、NE612やMC1350Pを使って組まれたK2の回路を、ディスクリート流に書き直したようにも見える。
「初段RFアンプ」→「ディスクリートDBM(周波数変換)」→Low IFで「XF1(4ポール)→IFアンプ→XF2(2ポール)」→「ディスクリートDBM(復調)」→AF段へ
と、シングルコンバージョンで同じ周波数のXFを2段重ねてたりして*2、その間はインピーダンスマッチングをとても丁寧にとっているっぽいんです。
これ、上手く作れば自作レベルでは相当な受信性能のシングルバンドCWトランシーバーが完成する予感。でも、作るの大変そう。一回の週末だけのウィークエンドプロジェクトでは完成しないレベルかも。
#AGC&Sメーターが無いのが、なんとも惜しいんですけど。
これをベースにDDS積んでマルチバンド化したら、素晴らしいCWトランシーバが出来るかも。
追記:
NorCal 2N2/XX transceiver kits almost gone at Q R P e rとのこと。
#これだけ人気が出たとなれば、別の形でも2nd lotも出るかもですね。
*1:10年ぐらい前にやや流行った、K8IQYの2N2/40とはもはや全くの別物になっている。
*2:K2では「5ポール(帯域可変)→IFアンプ→2ポール」です。