駄目社員はむの日記

USO800 certified.

KENWOOD TS-440SをPCから制御したい(悪ノリ)

Windows上で問題なく使えるのならば・・・

Linuxでもいけるんじゃね?と一応テスト。
Linuxで一番使える、かつCATがよく整備されたロギングソフトはおそらくCQRLOGだ。
ご参考:CQRLOG | The world's best linux logging program!

古いThinkPadUbuntuが入っていたはず。

lsb_release -aしたらバージョンは18.04 LTSだった。
レポジトリ死んでそうだな。

sudo apt-get install cqrlog

挿せ、そして祈れ。

  • プラグアンドプレイというわけにはいかなかった。とはいえさすがイマドキLinuxである。業界標準なFTDI社製USBシリアルの認識など、造作もなかった。
    • PCMCIAスロット(死語)にカードを挿すたびにpcmcia-csが「オレ様そんなハード知らねえよバーカ」ってメッセージを表示しやがり、悲嘆にくれつつ認識させるべく/etc以下をいじっては呪文詠唱していた・・・訓練された90年代モバイルLinux老人会会員には、歯ごたえが無くてかなわない。*1
  • lsusbを実行したらUSBシリアルがちゃんと認識されていることはわかった。/dev/ttyUSB0がアサインされていることもわかった。
  • ここで大事なのは、USBシリアルをただ挿すだけだと/dev/ttyUSB0はroot権限になるってことである。このままでは、一般ユーザーがCQRLOGなどから/dev/ttyUSB0を叩いてねと設定しても、アクセス拒否られ動かない。
    • 一般ユーザーが使えるよう、下記のおまじない実行したところ、無事CQRLOGでTS-440Sの周波数・モードが読み出された。

sudo chmod 666 /dev/ttyUSB0

検討終了。

や、わざわざLinuxのX環境でコンピュータロギングする人はそもそも少ないだろうし、TS-440Sなどの古無線機と組み合わせて使う奴はいないか。
マトモなロギングソフトのあるWindows環境に帰ることにするよ。

*1:若いの、活線挿抜(カッセンソウバツ)って画期的だったのじゃぞ!かっ!