さて、では帰りますか。
高井宿で、伊勢本街道に入った。
あとはユルい道を榛原駅へ向かい、ゴールってことにしよ。
このあたりの伊勢本街道は、古道がわずかに残る個所もあるけど、ほぼ国道369号線に踏みつぶされている。車の行き来はかなり頻繁だ。今も重要な街道のポジションを維持してるということでもある。
快晴。ぽかぽか陽気。
「自明」という地域。
不動明王のお堂が残る。お大師様が何かいたずらした場所でもあるという。自明という地名、魅力的だ。
「自明」。卒論に安易に書いて指導教官に怒られるNGワード、第1位だ。
自明生活改善センター、強そうだ。
#「じめい」だとおもってたけど、どうやら「じみょう」らしいです。
駅が近づいてくる。御井神社(みい-)。
ツルマンリョウの自生地うんぬんなとこ。
由緒がふわっとしているけど、雰囲気があっていい神社だ。すごく好み。
前回訪れた際は、バックヤードの山に分け入り、ツルマンリョウを探してしばしさまよったけど、とうとうわからず敗北した。でもまあリベンジするほどツルマンハンティング(謎)に興味はない。
ご参拝だけで、今回はスルーして失礼する。
ええことおっしゃる!
六神合体墨坂神社(すみさか-)と覚えよう。
最後に墨坂神社。
墨坂大神という六神を一括償却で祀る神社だ。そう、六神である。
https://www.youtube.com/watch?v=jLFcGXmJ6MM
ゴー・ゴゴー!*1
御神水の銘はしかも、「波動水」だ。スピリチュアル系インチキ水商売とちゃうねんで?
#久しくさび付いていたおっさんの中二病エレメンツが刺激される。
もうちょっと歩いたら、榛原駅でした。
ゴール。
まとめ:紅葉は一年分愉しんだし、室生の山々ウォークもよかった。
- いつものルートであり、どのシーズンに来てもたのしい。しかし秋来ると特に嬉しいのが室生である。秋晴れの良き一日を過ごした。
- 正直、ウォーキングが楽なのは今回とは逆ルートの「榛原駅→室生口大野駅」だ。室生の山を下る方向なので、足の疲れは全然違うと思う。
- 室生古道は、古道歩きと舗道歩きのバランスがいい。
- ただし、雨降った直後に来ると古道がぬかるみ・滑り地獄になるので、来る日は選んだほうがいいよ。好ましくは2-3日晴れが続いている日。
- どぎついスロープはないけど、大小の石が積みあがってる古道は、分厚い靴底で歩くのが好ましい。
- ただし、雨降った直後に来ると古道がぬかるみ・滑り地獄になるので、来る日は選んだほうがいいよ。好ましくは2-3日晴れが続いている日。
- なんだかんだで「延喜式神名帳に記載」な由緒正しき神社*2もかなりあるし、謎スポットもありと、見所多いルートよね。
- もうそろそろ虫のケアが不要な時期になってきた。よきかな。
もちろんまたくるぜ。