はじめに。
- ここ1年ほどの道歩きのなかで、室生古道と並んで気に入った古道ルートといえば、「葛城古道」だ。こちらも余裕があればいずれまた・・・と思っていたのだが、好天に恵まれた今週末、(先週末の室生古道同様)あえて逆ルートで味わうことにした。
- 御所市内にはいくつか古道・街道が知られているが、「巨勢の道」(こせ-)も葛城古道からはそんなに離れていないことに気づいたので、葛城古道踏破後のオプショナルツアーとして考えておく。つまりは、あわよくば一日で二古道を踏破しようぜというよくばりコースだ。
すなわち、獅王争覇!グランドガンダム迎撃作戦じゃなかった御所市踏破!二大古道電撃作戦という訳である。
崇道神社(崇道天皇宮)(すどう-)に吸い込まれる。
御所駅から住宅地に入って少しすると、気になる看板を見つけ、予定外ながらいきなり脱線。な、なんだってー。
そういえば以前、陵(みささぎ)を通りかかる機会があった(北・山の辺の道)っけな。
「政争に負けた皇子が配流される途中で自死(ということになっており)を選び、その後都に疫病が流行る」。古代のお約束すな。で、天皇の称号を後でおくられ手厚く葬られた、云々。神社と言っても、鳥居のほかは祟りを鎮めるための?祠と大木があるだけのようだ。
御参考:崇道天皇宮(崇道神社) | 御所市
住宅街から徐々に、刈跡にやけに稲孫が茂る水田の地域に入ってくる。正面には葛城の雄大な山々。