駄目社員はむの日記

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秋津洲ってどんなシマ?(1)

はじめに。目指せ御所マスター!

御所市に来る理由、そはほぼ葛城古道を歩くため。
しかし今日は、違うルートを歩くことを目的にした。
御所市の観光協会が推すいくつかのウォーキングルートの中で、以前から気になっていたのがあった。「秋津洲」の道だ。もちろんアキツシマと読む。


さて一体どの辺がアキツで、どうシマなのか、歩きながら考えてみたい。
ご参考:うるわしき葛城の古代風景・秋津洲古墳の道|歩く・なら~歩く楽しさが見つかる!奈良県のウォーキングポータルサイト!!~秋津洲の道 MAP | 御所市
どうやら、御所駅から台形状にぐるっと一周コースが基本で、分岐ルートとして近鉄市尾駅へ東進するコースもあるのだな。初回なので基本に忠実に行こう。

スロースタート。

1130 JR御所駅到着。JR御所駅には観光パンフが置いてあるスペース、そして近鉄御所駅には観光案内所がある。
後者に行って、ルートマップを頂戴する。
そして南進開始。

鴨都波神社(かもつば-)に着く。


読めそうで読みにくい鴨都波神社。




やけに広く、どこまでも続く玉砂利の神域。当然のごとく延喜式神名帳にも記載がありげな、由緒正しき神社である。
ご参考:【公式】鴨都波神社 | 大和葛城鴨大明神 -ススキ提灯献灯行事( 御所市)大和鴨大明神 鴨都波神社 | 鴨都波神社の公式ホームページ【公式】鴨都波神社
御由緒が気になる。

葛城加茂社(かつらぎかもしゃ)、下津加茂社(しもつかもしゃ)とも称され全国の加茂(鴨)社の根源である。

で目が留まる。高鴨神社にも似たような記述あったぞ。そことの関係はいかに?

境内には、小さな様々な神社の末社が点在。これがいちいちかわいい。デパート屋上のミニ遊園地の嬉しさだ。

続いて、蛇穴という地域へ。



蛇の穴と書いて、さらぎと読む。難読キター!
加えてその物騒な地名が災害(特に水害)の記憶をとどめてありげな気もする。

そして野口神社。



小さくて、雰囲気のある神社だ。

さらぎという地域にはドラマチックでアグレッシブな伝説があったようだ。

以降、国道24号(あるいは葛城川)に沿って歩く。


旧街道跡感あふれる細道だ。
南進していくと、巨勢(こせ)の山々が迫ってきた。
(つづく)