石舞台地域に着いたので、これで第二の目的も達成した。
国営飛鳥歴史公園に着く。
祝戸地区では、古墳・宮跡・石も見ることができる。
飛鳥時代及びそれ以前は、史実とハッキリ結びついているものがあまりないので、面白さは僕には微妙である。
次いで隣接する、石舞台地区側の公園に着く。
気持ち悪いぐらいに整備されていて好みじゃない。
観光客がいっぱい。休憩スペースや芝生の上で、マスクを外して開放的になっていた。
石舞台古墳を見るために並ぶ人々の図。
正直、石舞台の良さはいまだによくわからない。見学料300円払う価値があるかはひとそれぞれ。
蛇足。
16時。まだ足が動くのでさらに北上。ただしこれは完全に蛇足であり、失敗であった。
身体が疲れ切る前に即刻石舞台から飛鳥駅から向かい、さっさと帰るべきだったのだ。
総括:吉野から飛鳥は、「川の旅」だった。
平城京に次いで、奈良の文化的象徴たる「飛鳥」「吉野」という2地域。それを結ぶは山と川だった。
- 水に恵まれた奈良を、「象の小川→吉野川→千股川→飛鳥川」と、美しい河川に沿って歩いた。川のせせらぎの音を延々BGMにしながらの、中級トレッキング&里山ウォーキング。
- なお僕は、史実のハッキリしない古代ロマン成分(=飛鳥の文物)にあまり興味がないことも改めて思い知った。
- 結局寺社・施設をほとんど見て回らなかったので、今回の経験をプレビューとして「吉野周辺だけ」「明日香周辺だけ」をじっくり回るのも良かろう。
- 電車アクセスが可能で、そこそこに歩く距離があって(>15km)、文化的な文物が見られる奈良ウォーク。山の辺の道・葛城古道・室生古道・芋峠それぞれに魅力があった。とはいえそろそろネタ切れかもしれず。*1
*1:いくつか魅力的なコースはあるんだけど車アクセスか、一日数本レベルのバス利用が必須で難易度高し。