1220、橿原神宮前駅。
丈六・・・一丈六尺(=仏像の定番のサイズ)ってことかな。
う、早く着きすぎた。というか時間配分間違えた!
早朝の飛鳥駅周辺があまりに寒くて、歩き回れなかったのが敗因。キトラ古墳とか行っとけばよかったよ。
くそう、ならば、オプショナルツアーだ!!
橿原市をもうちょい歩きたい。
橿原神宮を経由。
先日もどこかに書いた通り、天皇の権威を示さんとするために、神武天皇のみささぎのそばに、とってつけたように建てられた「目的がわかりやすい」神宮である。スケール感は素晴らしいが、多くは申しますまい。
お子様が、ありえない角度で礼をし、神武天皇へと敬意を表している。さすが橿原神宮、参拝者の意識が違う!
うーん、どうでもいいが紀元二千七百年に僕は生きていられるだろうか。
橿考研(かしこうけん)にやってきた。
やっぱりここまできて、「奈良県立橿原考古学研究所附属博物館」に入館しないのは、人生全損レベルの大損である。
ご参考:奈良県立橿原考古学研究所附属博物館[トップページ]
旦那、まだ生きていたでやんすね?
縄文時代以前から8世紀までの奈良の膨大な出土品が展示されている。
大型埴輪円筒が林立。
一つの展示スペースに重文クラスがゴロゴロしているのがすごい。
ええ、眼福でありました。しかし、もう僕の容量の小さな脳はオーバーフローである。情報量過多。
藤原京朱雀大路跡を経由し、1430藤原宮跡着。
よく晴れた午後、オープンスペースを存分に使い、家族や趣味のグループどうし、思い思いに遊んでいた。
さすがにドローン飛ばしてるやつはいなかったけど、平城宮と並んで凧揚げの聖地らしい。テント張ってメシ食ってるDQN一家にはドン引きしたがな。
最後に「八木札の辻交流館」。
大和八木駅周辺は、町家建築が多く残る素敵な町である。
そしてこの交流館はもともと旅籠として使われていた木造の美しい建物。しかも地元のボランティアさんが中を案内してくださるのだ。2Fの各部屋の内装は必見である。
この建物こそが「横大路(伊勢本街道)」と「下ツ道(中街道)」がクロスしている、四辻である。文字通り「札の辻」なのだ。
中に入ると早速ボランティアさんに見学を勧められた。
「いや、実は前回来てまして」とやんわりお断りしたのだが、ぷち観光案内や交流スペースとしても使われているらしく、お言葉に甘えて休憩がてら、地元民オススメの見どころ情報をうかがうことにした。
おかげで次回来たくなるネタができたぞ。大和八木地域は深堀したくなる!
ご参考:八木札の辻交流館 トップページ | 橿原市公式ホームページ(かしはらプラス)