朝。
7時半起床。
トウキョウコントロール用アンテナ?
読書?:「フライパンで山ごはん」
山と渓谷社が出してるからハード系かと思ったら、カオマンガイや回鍋肉、ラタトゥイユなど作る料理がオサレで超絶ユルかった。
- 複数の食材や調味料を山まで持ち込んで調理しろ、それどころかランクアップしたらフライパン料理を続けながら3泊縦走もせよという。
- すなわち、読者は補給線なき山中における継戦能力の高さを試されている。液モノの調味料、生の肉魚や野菜を含む複数日分の食材を常温(以上)で漏洩事故なく運搬し、お腹を壊さず調理と山行を続けるのは容易でない。
- そもそも山で調理などにまとまった量の安全な水をどうやって安定に確保し、フライパンに乗る調理油の残りはどう扱い、食器や調理器具を洗った下水はいったいどこへ行くのか。肉魚の包装や空の缶詰など、リュックの中で押し潰されニオイが日に日に酷くなるゴミと共に歩き続けるのは、いかなる心持ちか?*2
- 低山の縦走をも地獄へと変える・・・ユルいどころか超ハードモード山行ではないか。いろいろ突っ込みたくなってウズウズさせる。なぜか餓島などという単語も浮かんでくる。旧版銀英伝のアンドリュー・フォーク准将のツラさえも浮かぶ。
いや、うわべではカンタンオサレアウトドア料理レシピを紹介しつつも、読者をそういうウゲーな気分にさせたら、本書の企画意図はすでに達成されているのかもしれない。
午前中。
午後の外出準備。
1245出立。
1330現場宙域到着。
曇り空ながら湿気を多く含む風が吹く。
天気予報上、雨天は明日らしいが、それを待たず来そうな気がするよ。*
死海を漂う。
銀歯がアップグレードされた。
素早く終わってくれてうれしい。
その足に移動。
ええ、今年もカツがおいしい季節になってきましたわね(挨拶)。おほほのほ。
というわけで、ロングウォークを絡めて弁天町宙域へ。
オサーカ市内、港区や此花区の殺伐感はいつ歩いても気になる。
#西成区・浪速区・天王寺区あたりとは違う意味で。
少なくとも、関東における港とつく区名のイメージと真逆を行くよな。「港区に住む」という意味がまるで違う。
異界へのトンネル。いわゆる異世界ものである(勘違い)
いや、そもそも「異常発生110番へ」の赤ランプが怖い。110番通報を要するクラスって、一体何どんな異常が発生するってんです?
う・回路図も配布されている。
低山に挑む。
16時。半年余ぶりに、赤丸食堂に来た。
クソコロに負けずにノンアルコール営業していた。
「日本最低峰」として知られる、天保山。
その名を冠した同食堂の名物メニュー「天保山チキンカツ」(定食1160円)は、そのユルいネーミングとは裏腹にハードだ。
低山と侮って遭難した例は数知れない。
登場のSEは「ドーン」しかない。
見える、僕には集中線がちゃんと見えるぞ!
いや、つい最近「低山でも夕方入山するのあかん」というネット記事を読んだばかりだった。
交戦。
- 戦闘開始直後は炭水化物摂取を絞り、チキンカツを先にしとめにいく。何しろ衣が薄くガッツシチキンなのだ。
- 最後は「チキンカツなんか当面見たくもないわ」という気分との戦い。天保山アタックは自分に勝つことの大切さをも教えてくれる。
辛くも勝利。
世界最難関の低山、天保山。問題は、登頂後の安否である。
- 今日はロングウォーク欲と食欲を満たしたかったのだ。
- 無事下山までが、登山である。単独登頂を成し遂げながらも、マッキンリーに消えた冒険家も居るのだ。
- 帰りにスーパーに寄ろうと思ったが、食欲はソールドアウトし、食材を見たい気分ではなかった。
18時帰宅。
晩御飯要らねえ。腹パンパンよ。
ロングウォークの心地よい疲れを、過剰カロリー摂取が上書きしている。
夕寝。