給電インピーダンス問題。
先日設置したベランダアンテナだったが、給電インピーダンスが微妙に低かった。20~30Ω位。
むしろ接地アンテナとして適切に動作してそう、とも言える。
しかしいずれにしろSWRは2を超えてしまうので、リグの保護回路が軽く働いてしまう。これはあまりうれしくない。
そこで、インピーダンス変換ボックスを作る。
- タカチ電機のBCAS080806Gという防水防塵ボックス(たぶんABS樹脂製)を使用。
- サイズは8x8x6cmで、内部にFT240サイズのコアぐらいまで収まる。防水ケースの割にはお安く(@600円ぐらい)、加工しやすく、堅牢。
- 給電点にフェライトコアやリレーを収めるケースとして、気に入って使っている。ただ、給電点に使う分にはちょいと重いけど。
- Mコネ角座、および陸軍端子x2 を取り付ける。
- フェライトコアはFT140#43(たぶん)を使用。50Wまでしか通さないので、コアの発熱を心配する必要はなかろう。被覆線を巻く時にコアに擦れ絶縁不良にならぬよう、コアに先にマスキングテープをまき付けておくのが正解。
- 1mm径 PEW線を12T : 8Tで巻く。巻数比3:2、インピーダンス比9:4(つまりほぼ2:1)だ。