駄目社員はむの日記

USO800 certified.

「はるかなレシーブ オリジナルサウンドトラック / ラスマス・フェイバー」(2018, 角川, ZMCZ-12615)

久しぶりに、というか今更ながらサントラ買った。


きらら系作品のアニメ化で、百合気味な女の子たちがビキニ姿でビーチバレーしまくる・・・
という時点で一般ピープルの大半を盛大に遠ざけている感は無きにしも非ずだが、劇伴として流れるラスマス・フェイバー氏のクオリティ高げな楽曲は放送当時から気になっていた。
ようやく買ったぜ。

2枚組。94分の大ボリューム。

アツい試合・特訓シーンで流れる曲はDisc 1(-Match-)、それ以外のシーンで流れる曲がDisc 2(-Off Court-)に主におさめられている。

  • 1枚目、南国、夏、海、躍動!ですな。
    • 安易にメロをエレピ・シンセあたりに頼らずに、リードをギターに任せたりしてバンドサウンドに徹している。クラブジャズ的なダンサブル感。沖縄なので三線を取り入れた曲も。
    • 作曲者が、ギターとパーカッションに全幅の信頼を置いているのがわかる。ギター巧し。菅野よう子さんのサントラは総じて、リズムパートに遊びの余地ゼロなほど作り込まれている「管理型」なのに対して、このサントラではミュージシャンにある程度投げられてて、ジャズっぽい自由さが感じられる。
  • 2枚目は日常曲中心、穏やかでここちよい楽曲が多い。多くのトラックで、女性ヴォーカルがフィーチャーされている。
    • Josefine Wassler嬢のヴォーカルが、メロにふわっとオケに乗って心地よい。王道的な白人女性ジャズヴォーカルの唱法だ。

それぞれのトラックがクオリティ高すぎて楽しい。音質も問題ない。Disc1-Tr.1"Rise [Vocal version]"を聞いてくれれば、きっとわかってくれるはずだ。


おお、すげーブログっぽいぞ。