駄目社員はむの日記

USO800 certified.

JI-DX Contest PHだったのですよ?

ということで、Japan-International DX(ジャパンインター、JI-DXとも)コンテストで少し賑わう21MHzを、TS-440Vで聞いてやる。
KH2, KH0へDXペディされてる方が強く入感。なぁんだ、無調整でも感度結構高いじゃないですか。今時点で既に感度はほぼオリジナル通り出てそうな感触。混変調を起こしそうな場面でも問題なく復調できている。さすが、TS-440の基本性能はなかなかだ。当時のコンパクト機としては異例の、HFのBPF 10バンド分割は伊達じゃない*1
ついでにBC放送帯を聴いてみると、感度不足*2


最も受信時に問題だと感じるのは、受信機の特性と音のポリシーが相まってか、受信音の聴感的なS/Nが良くないこと。特にCWは聞きづらい。
音に芯がなく、どのモードでも中域がスカスカで、平べったい音に聴こえるのが残念な感じ。フラットで無線機らしい音のポリシーなのだろうか。あの穏やかで聞き易い”520トーン”はいったいどこへ?(汗
#いじればきっと良くなるはず。

*1:ちなみにFT-757の場合は、僅か6バンド分割です。バンド分割が少ないとと初段のRFアンプやミキサーに沢山の信号が飛び込んでくるので、受信音が濁ったりして萎えます。TS-440はそれがない。

*2:HF機にありがちですが、20dBのアッテネーターが入っているからです。