ということで、Japan-International DX(ジャパンインター、JI-DXとも)コンテストで少し賑わう21MHzを、TS-440Vで聞いてやる。
KH2, KH0へDXペディされてる方が強く入感。なぁんだ、無調整でも感度結構高いじゃないですか。今時点で既に感度はほぼオリジナル通り出てそうな感触。混変調を起こしそうな場面でも問題なく復調できている。さすが、TS-440の基本性能はなかなかだ。当時のコンパクト機としては異例の、HFのBPF 10バンド分割は伊達じゃない*1。
ついでにBC放送帯を聴いてみると、感度不足*2。
最も受信時に問題だと感じるのは、受信機の特性と音のポリシーが相まってか、受信音の聴感的なS/Nが良くないこと。特にCWは聞きづらい。
音に芯がなく、どのモードでも中域がスカスカで、平べったい音に聴こえるのが残念な感じ。フラットで無線機らしい音のポリシーなのだろうか。あの穏やかで聞き易い”520トーン”はいったいどこへ?(汗
#いじればきっと良くなるはず。