駄目社員はむの日記

USO800 certified.

日が完全に暮れた21時ごろから、釣竿を延ばして14MHz。

むむ、北米どっぴらけ。TS-440Sでちょくちょく呼ぶ。
カスカスのSSBの聞こえ方は、その辺に転がっててすぐ火を入れられるリグで聴くと

IC-760>IC-750A>IC-731S>TS-440S

かな。*1

アンテナがしょぼいだけに余計感じるのかもしれないが

#日本の7MHzで国内QSOする程度ならあんまり感じないんだろうけど
IC-760とIC-731だと、QSBを伴ったカスカスの信号で「会話内容が聞き取れるか否か」ぐらい了解度に差が出る。

  • 750Aは篭り系の受信音(コーと言う音)だが、手堅く聞こえる。さすが。上記4リグのどれかを持っていって出先で運用することになったら、僕なら迷うことなくこいつを選ぶ。
  • 聴感的には731がいい。受信音の音域は広めだけど聴き易い音がして、FAST/SLOWともにAGCのフィーリング良好。感度とS/Nはいいけど、455kHzセラフィル(CFJ455K5)による選択度の甘さが弱点なのか、弱い信号の了解度は750Aに敵わない。部品点数の少ないコストダウン機で絶妙の良さを発揮するのは、設計者の腕と、いいお手本リグのお陰なんだろう。
  • 440Sは強い信号が乱立してても全然飽和しないなかなかの高周波設計なんだろうけど、弱い信号ではS/Nで劣り、了解度が低め。カリカリした受信音、レスポンス遅めのAGCのフィーリングはDXハント向きじゃないのかも。

今から思えば、日本に置いてきてしまったIC-740Sの音は良かったなぁ。あれはなんとも、『ダイオードミキサーしてる』滑らかな受信音だった*2

*1:ボロいのしか転がってませんが(汗

*2:現代では自作機でしか味わえないだろうけど