駄目社員はむの日記

USO800 certified.

DAC基板。

割とベタな構成だけど、実は基板の裏に余分?な部品が結構ついてたり、アナログ部の値がいじられてたり。

  • 電解は原則OS-CON 100uF/10Vと47uF/16Vだが、低ドロップレギュレータの出力など、一部nichicon MUSE FXの47uF/10V。
  • デジタル周り:リクロックを使うかどうか、あとデジタルの電源をディスクリートにするかがキーの印象。デジタルICは高速なのを選ぶと音が変わるが、必ずしもよい方向に行くわけではない模様。
    • +5Vは電源基板のLM317T電源を用いず、あえてディスクリ電源(±5V)から引っ張る。
    • リクロックは結局、ありに。オシレータはTXC 100MHzで、直下にOS-CONをかます
    • 74HC04とHC164はそれぞれAC、ACTに変更。
    • 抵抗・フィルムコンはそれぞれ、汎用の金皮、ニッセイAPS
  • D/Aまわりはごく普通に。
  • アナログ周り:OPアンプの組み合わせ方がだいじ。DCサーボ用ははFET入力に限られるので音とのバランスだけでは選べないところが。ベタな部品で組んじゃって、他のチューニングで追い込むのが得策だったのかも。
    • OPアンプはI/VにOPA627AP、DCサーボにOPA2604AP。
    • Trは定番の2SC1845/2SA992コンプリ。
    • フィルムコンはWIMAやERO KP1830など。DCサーボの1uFはシリコンハウスで売ってる無酸素銅リードな積フィル。
    • 抵抗はほぼDALE CMF-55。ただし出力保護の100ΩをNS-2B 50ΩにしてRCAピンジャックに直付け。