割とベタな構成だけど、実は基板の裏に余分?な部品が結構ついてたり、アナログ部の値がいじられてたり。
- 電解は原則OS-CON 100uF/10Vと47uF/16Vだが、低ドロップレギュレータの出力など、一部nichicon MUSE FXの47uF/10V。
- デジタル周り:リクロックを使うかどうか、あとデジタルの電源をディスクリートにするかがキーの印象。デジタルICは高速なのを選ぶと音が変わるが、必ずしもよい方向に行くわけではない模様。
- D/Aまわりはごく普通に。
- アナログ周り:OPアンプの組み合わせ方がだいじ。DCサーボ用ははFET入力に限られるので音とのバランスだけでは選べないところが。ベタな部品で組んじゃって、他のチューニングで追い込むのが得策だったのかも。
- OPアンプはI/VにOPA627AP、DCサーボにOPA2604AP。
- Trは定番の2SC1845/2SA992コンプリ。
- フィルムコンはWIMAやERO KP1830など。DCサーボの1uFはシリコンハウスで売ってる無酸素銅リードな積フィル。
- 抵抗はほぼDALE CMF-55。ただし出力保護の100ΩをNS-2B 50ΩにしてRCAピンジャックに直付け。