駄目社員はむの日記

USO800 certified.

今日という日。午後は古本まつり。

朝。

6時に目が覚めたので、洗濯機を回す。
仕掛けて横になったらなぜか洗濯機が止まっていたので、仕掛け忘れたのかと思ったが、違った。洗濯が終わってたのだ。
7時半再起動。

午前中。

ザイタックにいそしむ。
そして正午過ぎおさらば!

午後。

13時過ぎ、京阪淀屋橋駅着。

「特急」出町柳駅行きに乗る。
やたら停車駅が多い割に「特急」を謳うことには疑問を呈さずにいられないけれど、まあきっと座り心地の良いシートが特急たるゆえんなのだろう。


大阪から京都にお安くアクセスする手段は「大阪からJR京都線で京都駅」「梅田から阪急京都線河原町駅」「淀屋橋駅から京阪本線で(三条駅や)出町柳駅」の、ほぼほぼ3択だ。京都市内はオーバーツーリズムでバス機能がかなりマヒしてしまっているため、目的地に応じた最適解を冷静に探る必要がある。
しかし今日は「出町柳」に行くことが目的なので、解はおけいはん一択である。

出町柳駅着。


目的は一つ・・・ではない。

14時過ぎ、今日の現場のすぐ隣にある定食屋「ハイライト食堂」にピットイン。

駆けつけ(チキンカツ)いっぱい!!

ここといえばチキンカツ、というか名物メニュー「カラフルジャンボチキンカツ」だろう。
メニューはどれもおいしそうだが、めったに来ないおのぼりさんは、基本に忠実になるべきだ。通称「カラフル」ひとつ注文。



ご飯と赤だし、そしてチキンカツにこれでもかというぐらいに「カラフル」なトッピングをしたメインプレートが供される。
デミグラスソースに大根おろし、そしてトドメのチーズ。野菜がお高い昨今なのに葉物野菜もごっそり敷き詰められている。もちろん物量に関しては言うに及ばず、味も良い。安すぎてなんだか申し訳ないぐらいだ。
食後のお腹は重い。

関西・秋季最大規模の、古書市「秋の古本まつり」。


ゆるやかな百万遍の坂の中腹には、言わずと知れた知恩寺がある。
ここには毎年晩秋、京都の主要古書店が境内狭しと軒を並べ、ビブリオマニアは一期一会の古書との出会いを求めて各地から集う。
GWの「春の古書 大即売会」、真夏の「下鴨納涼古本まつり」と並び称される、文化都市・京都、いや関西を代表する古本まつりだ。

ご参考:第47回 秋の古本まつり 百万遍 知恩寺 - [公式]京都古書研究会

秋晴れの下、ナチュラルに激混みだった。

おかしいだろ、平日の午後やぞ(おまえがいうか)

  • 文学・宗教・文化・歴史・関西関連など境内は古書店ブースで埋め尽くされていた。相変わらず京都らしさが出ている品揃え。
  • デカデカとB5版メッセージカードを差し込んだ真っ赤なビブスを被る一団も混じっていた。京都でビブリオマニア相手に「大阪万博反対」して回ってどうすんだよ。と言うかあんなビブスどこで売ってるんだろ。
  • 僕はというと、古本アレルギーで手がかゆくなるのを我慢しつつ、みて回る。経験上古本市は、会場を2周すればだいたい面白そうな書籍のありかが把握できて、3周目には欲しいものを冷静に選べる。年季と訓練を重ねた超ガチ勢は一周すればつかめるらしい。
    • しかし今日は、規模があまりに大きすぎて2周で頭の容量が限界を迎えてしまった。それでもどうにか、道歩きがらみのいい本が数冊手に入ったから良し。
  • 古書との出会いは、まさに一期一会。古書市で「こんなすごい本あったのか、知らなかったわ!」と衝撃を受けるケースはある。とはいえ、プライシングに納得いかない時は、和マゾン先生に教えを乞うも一興。

1650現場発。


百万遍の坂を下ると、暮れなずむオレンジ色の世界。鴨川に沿って南下。
「その オレンジの日々を…」な気分に浸れる河畔である。

河畔に憩う人々は、寝たり楽器鳴らしたり写真撮ったりと、各々、自由にそれぞれの時間・空間を満喫している。自分が海なし町の出身だからだろうか、河畔の風景は海よりよっぽど心が落ち着く。


鴨川の河畔と言えば「3月のライオン」の京都(新人王)編だ。
こんなあたりで、凹んでへたりこんでるところに颯爽と零くんが現れたら、そら惚れてまうやろ!

夜。

  • 暮れ落ちて、なお人の溢れる京都市内中心部の夜。うす暗い中、それぞれまちまちの速度で歩くもんだから、時々ぶつかられそうになる。
  • 三条駅そばのブックオフ行ったら結構理系書もあって楽しめた。さすがは大学の都市・京都市、教科書や入門書はブックオフにくさるほど置いてある。
  • さらに南下し、阪急河原町駅付近のブックオフもいってみようと思ったが、その店舗は今リニューアル工事中だったみたい。

帰ろ。

さらにさらに南下してJR京都駅・・・まで行くつもりだったが、観光客がハンパに歩いていることもあり歩きにくい。
夜の街を歩くのが面倒になったので、1753河原町駅始発に飛び乗る。

帰宅。

買った本はすべてビニール袋に入れ、持ち手を結んで密閉状態で持ち帰った。
これらは、しばらくピレスロイド雰囲気に暴露させておくのが良かろう。家に入るなりダニアーススプレーを豪快にぶっかけ、またがっちりしばる。