駄目社員はむの日記

USO800 certified.

ごった煮の大坂と大阪を学ぶウォークPart 1 (3)

大阪城に戻ろう。


うーん何を見ればいいんだろの図。背中は語る。

大阪歴史博物館で頭パンパンになった後は、昭和の名建築?大阪城を歩こう。

公園というにはぜいたくで、この公園自体に入場料とってもいいぐらいである。
それにしても公園内は、外人パラダイス。鉄筋コンクリ城そんなにロマンあるんか。

天守閣見物はスルーして、お壕の周囲を一周。




石山本願寺の推定地もここにある。日本史上最も仏教が武闘派だった時期を象徴するお寺だろう。
例の、信長と丸10年もガチで戦った顕如で有名。肖像画はイケメン。というか「信長の忍び」のデフォルメ顕如、結構肖像画の特徴をつかんでることに気付かされる。



豊国神社や梅林、桃園を観る。なんで梅は林で、桃は園なんだろ。

お壕で優雅なツァーしてるやつらもいるようだ。くそ、沈んじまえこのブルジョワが!


やっかむのはこれくらいにして、大阪城宙域をあとにする。
森ノ宮駅でゴーr・・・まだだ、まだ終わらんよ!

玉造(たまつくり)へ。



玉造と言えば、玉造稲荷神社である。しずかな神社。
多少謎だけど古代にルーツを持ち、大阪城の総鎮守だ。玉造は曲玉づくりをする豪族にちなむとかなんとか?


そしてお伊勢参りの大阪側起点の一つだ。すなわち、暗越奈良街道の起点(時期によっては高麗橋?)。
弊日記にも登場したが、暗峠を越えることで生駒山系を突っ切り、ほぼまっすぐ東に奈良へ向かう街道である。近世までは、大阪からお伊勢参りに行くための最短ルートだったのかもしれない。
そう、例のみんなだいすき「一般国道308号」である。



100周年だからな。

この地域は、街道推し!





茶屋跡など、あちこちに道標。これだけやっている地域も少ないかも。
(つづく)