駄目社員はむの日記

USO800 certified.

TA2078Pで遊ぼう(無線的に?) (2)まあ組んでみよう

TA2078Pのデータシート通りに組んでみる。

ユニバーサル基板で適当に組みはじめる。と言っても難しい回路じゃない。



ちゃっちゃかちゃと組んでみた。

無線機から入力してテスト。

オサーカでの主力某リグのヘッドフォン出力でSSB/CWを入力し、基板の出力にヘッドフォンを直つなぎして効果を確認。

聴いてみてすぐわかった。1段では効果が足りない。


ゲインの違いがSSB/CWで効果で実感するためには2段必要そうだ。モノラルで一向に問題ないので、2回路をシリーズにつないだ。

2段で効果を確認。

やはり「POP」がいい。聴感的にドギツくはならず、受信音のトーンを「ソフトな」ナローにしてくれる。

  • SSBでは、がやがやした高域と低域が緩やかに落ちてくれて、聴きやすい。
  • CWでも、APF(オーディオピークフィルター)程の強力さではないが、トーンが軽く浮いてくる。無線機側でIF帯域を絞れているので、AFでのちょっとした違いなのだが、角が取れたような聴きやすさがいい。
  • ついでに「ROCK」「CLASSIC」も音のトーンが変化して面白い。この2つはSSBで使えるかもだけど。この2つの間ではおそらく聴感的な大差ない。



ただ、単なるOPアンプなのでヘッドフォンを十分駆動できていない感触。
後日LM386か何かでAF PAを組もうかな。

ひとまずケースに入れてしまおう。


とりあえず入出力と電源、あとセッティングの切替のためロータリースイッチをつけた。
2回路5接点のアルプス社製ロータリースイッチ(デジットで100円)を用いる。CONTROL A・B端子に供給される電圧がLL/HH/LH/HLと切り替わるようワイヤリング。
動作を確認。FLAT→POPに切り替えた際の変化がとても小気味良い。
(つづく)