駄目社員はむの日記

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番外編・旧街道起点の町「堺」を歩く (1)

はじめに。

旧街道歩きもいいけど、その起点の町をさまよってみるのもいいな、と思ったのだ。その街とは、堺市
竹内街道・長尾街道・西高野街道熊野街道、そして難波大道。河内国摂津国和泉国大和国紀伊国を結ぶ主要な古街道・旧街道が、堺という町で交点を成す。オール街道大進撃状態だ。
これって堺が古代から、国内物流・諸外国との貿易・人的交流を担う重要な港であったことを意味するのだろう。
ご参考:旧街道・道 堺市

今日は暑すぎるので、街道歩きはやめだ。

しかし、街道の起点あたりをちらちら確認しつつ、いつでもリタイアできそうな堺市を歩いてみたい。
堺市の売りは間違いなく「百舌鳥古墳群」であろう。仁徳天皇陵古墳(大山古墳)率いる古墳の宝庫だ。いずれじっくり歩くにしても、ちょいとプレビューしてみたいと思う。

12時過ぎ、御堂筋線・南の終点「なかもず駅」下車。

たぶんこの駅で降りるのは生まれて初めてだ。
駅員さん曰く「ずいぶんあるきますよーええんですか?」という感じだったが、笑顔で方向をうかがう。百舌鳥古墳群方向に行くなら、5番出口がベストだという。
地図へと視線を落とすと、海岸線に平行に街の区画ができているな。大阪とは大違いだ。




待ってろよニサンザイ!

まずは第1チェックポイント・土師ニサンザイ古墳。




5世紀末の前方後円墳とある。住宅地にギリギリまで迫られているものの、周囲は公園となっており、当の古墳はセミの声明の発生源となっていた。ミドリの水面がいいかんじ。
ニサンザイやミサンザイはミササギから転化したんだったな。じっさい高位の陵だったかは謎とはいえ、「ニサンザイ」という名前からして、きっと「そう」信じられていたおかげで、つぶされずに済んだのだろう。
ご参考:ニサンザイ古墳 【世界文化遺産 構成資産】 堺市

続いて百舌鳥八幡宮




このあたりの中心的な神社のひとつだろう。もちろん祀っているのは応神天皇だ。*1

若宮社は仁徳天皇を祀っている。




うーんもう少しこのあたりにも道標があるといいかもと思いながら歩いていると、「周遊路」の道標が目に留まるようになってきた。おおよしよし。僕が観光地的にコースアウトしてたせいなのだな。

2チェックポイント・御廟山古墳

5世紀前半の前方後円墳で、被葬者不明。応神天皇陵墓の第二候補地ともされる。



先ほどの八幡さんの奥の院だったおかげで開発を免れたようだ。ここもセミがやかましい。

宮内庁の立て看、読めへんで。
御廟山古墳内濠 堺市
(つづく)

*1:羽曳野市の誉田八幡宮(応神天皇陵のお隣)と同様、八幡宮八幡神、というか主に応神天皇を大フィーチャーして祭るものなのだ