経緯。
JST-135はさすがにいろいろヘタってきているが、一番気になるのは受信音に絡むホワイトノイズ。
JST-135のAFまわりをメンテ。の続き。
AFアンプまわりのメンテは完了し、次はIF AMP UNITに手を伸ばす。
ノイズがIF AMP基板を出た時点では発生しているっぽい
ことには気づいたけれど、原因究明に至らず。
- ハンダクラックを疑ってあちこちハンダを乗せまくる→効果なし。
- ヘタったら動作に影響しそうな電解コンデンサを交換→効果なし。
汎用ロジックIC、交換。
ひとまず4052を交換する。ついでだから、4066 x 2pcsも交換。
フル両面ではないものの、スルホール+裏面表面実装なので、部品が微妙に外しにくい。
いや、キレイに外す必要はない。ニッパーで足をブチブチヤって、はんだを流し込みながらリードの残りを落としていく。
共に、千石電商で売ってた新品の東芝セミコンのTC4052BP・TC4066BPへ。こっちはAGCまわりだけど、ついでついで。
すると・・・完全とはいえないものの、受信ノイズに絡むホワイトノイズがかなり減った。っしゃー。
いったん本プロジェクト終了としよう。
オマケ:IF FILTER UNITにフィルタ―追加。
455kHz IF用フィルタが乗っかるIF FILTERには、SSB用メカニカルフィルタ 国際電気 MF-455-10GZ、CW用500Hz クリスタルフィルタ NDK YF455DQ(JRCのCFL-232同等)。
そして1スロットが開いている。
セオリー通りなら空きスロットに
455kHzのSSBクリスタルフィルタを足すところだろうけど、欧州駐在時ドイツの無線イベントでげとしてきたICOM用?セラミックフィルタユニットがあったので、そいつを実装してみた。
村田製作所のCFJ455K14が載り、たぶんクリスタルフィルタ相当にインピーダンスをそろえるためのLCを両端に設けた基板だ。
メカフィルが売りのリグに、わざわざセラフィル挿してどうすんの?なのだが、枯れ木も山の賑わいというやつだ。とりあえずSSBで帯域切替ができる設定になった。
今回入れたCFJ455K14は2.4kHz/-6dB。 MF-455-10GZは2kHz/-6dB。なのに、CFJ455K14で受信している方が、聴感的にはいくぶん狭帯域に聞こえる。SSBの受信音はよりハイ上がり。