駄目社員はむの日記

USO800 certified.

北大阪ではじめて体験ウォーク(2)

阪大宙域に達す。

豊中市から池田市に入った。ここは阪大。


あまりなじみがない大学なので、せっかくなのでキャンパス内を少し歩く。
土曜日の割にやけに閑散としている印象。生協の購買や食堂も一部を除いてたいてい閉まっていた。

2チェックポイント・大阪大学総合学術博物館(MOU)。


2000年前後に多くの国立大で「大学の博物館をつくる」のが流行り、ここもその一つと認識している。
ここには一度来てみたかったのだ。
#そう、阪大といえば、ワニである。



ここもアドミッションフリーだ。
御参考:大阪大学総合学術博物館 – 大阪大学が創立以来収集・保管してきた学術標本を展示公開するとともに、大阪大学の最新の教育・研究成果を展覧会の形式で紹介しています
日祝日定休なので注意だ。

結論からして、素晴らしい博物館だった。

  • 1F。江戸時代のルーツから前身の大阪帝国大学、現在に至る大学史は、商都実学の大阪らしさが出ていてとてもすてきだ。緒方洪庵長岡半太郎もいらっしゃい。電子計算機関係の展示もとても興味深い。ENIACクローンが展示されてたぜ。情報過多。



  • 2F。電子顕微鏡X線構造解析、バイオなど、阪大が強みとしている研究インフラとその背景をやさしく解説。日本のSEM1号機が展示してある。


  • なんとまだある3F。アートから演劇、化学装置、鉱物標本とカオス。さらには、阪大名物ワニ*1はいるわ、キャンパスまるごと遺跡だわでさらにカオス。




大学のキャンパスが遺跡や古墳ってアリガチよね。

結構な規模の遺跡なのが、阪大と九州各地。埋蔵文化財調査センターとか調査室が設置されている。小規模な古墳が学内にポコポコ残ってる大学、結構好き。


情報過多だった。寄付ボックスに千円札を差し込んで後にせずにはいられなかった。
統一性はないけど、眼福アイテム満載だったよ。

またくるぜ、MOU。

阪大キャンパスを後にする。

豊中と池田の境界付近に、深いポテンシャルを発見。
20221119122625
物理屋を煽らんとばかりな、鮮烈な名称だ。こんな浮かれた「ポテンシャル」の文字配置、僕は人生を通じて見たことがない。
#いや、そもそも「放課後等」とは。

府道2号を東進。


しばらくモノレールの真下の、騒々しい道路を歩くことになる。

千里の丘陵をひとまたぎ・・・と言いたいところだけど、1545を過ぎ、ぼちぼち日暮れとの戦いが始まる。
もっと早く出発しておけばよかったよ。
(つづく)

*1:マチカネワニチバニアンのワニだぜ?