駄目社員はむの日記

USO800 certified.

隣(県)の(ウォーキング)客はよく柿食う客だ (1)

はじめに:やばい10月が終わる。

海外出張とか忙しくしてたら、もう10月の週末は2回しか残っていなかった。
10月にやり残したことがある。他ならぬ、柿を食うことだ。10月の終わりとは、柿シーズンの終焉と同義である。*1
朝起きて「辛いから今日やっぱやめようかな」と一瞬思ったのだけど、マイあさ!の「全国食べ物うまいもの」コーナーが奇しくも「柿」フィーチャーだった。これがトドメだった。ううむなら仕方がないな。
ご参考:タイムテーブル - マイあさ! - NHK

桜井駅に降り立つ。

  • 今日は基本的に、「山の辺の道」を歩く。歩いたことがある人はよくお分かりと思うが、道中は果樹だらけだ。そしてこの時期の道中には、あちこちに設置された無人販売の棚に柿があふれ、100円玉の使いどころに困っちゃうのである。
  • 意外にも、いかにもな古道ウォーカー御一行様はほとんど見かけなかった。まあ天理から歩く人のほうが多いみたいだしね。
  • ハンディGPSをONにして、すぐに気づいた。まだマップが日本に切り替わっていなかった。家帰るまでマップ変更対応できないな(oh)

スタート地点まで歩く。



幹線道路を歩いていくと、大和川河川敷に突き当たる。

いつもの起点・海石榴市である。そしてここからがみんなだいすき東海自然歩道



微妙にイベントを外している僕がいる。

さて、山の辺の道を歩き始める。



程なく山の辺の道に入る。あっという間に雰囲気ある風景。東側にある山の「辺」なのである。基本的に、北上すると右側に山を常に背負う。
よく整備されていて迷う要素がない、かつ歩きなれた道だ。でも退屈じゃない。関東民にとっての高尾山的な趣き。いつも不思議と発見がある。

三輪山平等寺を経て、大神神社へ。






で、神仏習合なんすかね、ふとこちゃん。



交通標識ェ。

もう神域。

大神神社と摂社をめぐる。


言うまでもない、大神神社は桜井を代表する神社だ。いや、大和をというべきか。大和国一宮にして、三輪山をご神体とし、日本最古クラスの歴史を誇る。酒を祭る神社としても知られる。なにしろ、「味酒(うまさけ)の」は三輪*2にかかる枕詞である。

大神神社のお守りを買い、いよいよ三輪山へ。


我ら日本人にとって、三輪山に登拝することよりも重要なことなどいくつもないであろう(断言)

え。


三輪山登拝のゲートウェイである狭井神社に着く。


そして衝撃の事実を知る。まーだ中止してんすか_| ̄|○
ガイドラインがないといつまでもクローズのままだろう。呆れたぜ。

しゃあないので摂社巡り。



ささゆりの道を通り、久延彦神社へ。「くえひこ」と読む。



小ぢんまりとしてるのに何やら落ち着く。
ご参考:久延彦(くえひこ)神社(桜井市 三輪) - 一般社団法人 桜井市観光協会公式ホームページ



さらに、檜原神社。さすがに大神神社の神域周辺はひとが多いな。
(続く)

*1:11月以降は無人販売に並ぶ作物が柑橘系中心になる。

*2:鈴鹿