纏向地域(従前)
纏向は大和政権初期の伝承地だからなのだろう、いろいろなものが残っている。
大神神社の神域に立ち入る。
今回は箸墓古墳はスルー。
「箸中」という地域は桧原神社(大神神社の主要な摂社でいちばん北側にある)のそばなのだが、そのまま過ぎる。また今度な。
檜原神社参拝。快晴の今日、境内から二上山のツインピークスが拝める。
大和川の海柘榴市(つばいち)地域に着く。
海石榴市の観音堂隣の休憩所で一服。
ここまで山の辺の道を南下してきて、三輪山の神域を抜けると、大和川にぶつかる。大和川は古代~中世の交易路であり、交通の要衝に海柘榴市という市が成立したという。
さて、ここで分かれ道。
「大和川→初瀬川に沿って更に長谷寺を目指すか(+6km)」「大和川を渡り桜井駅でゴールするか」だ。
まだ足には余裕があったけれど、今日はハードモードはとことん避けるので、そのまま桜井駅に行くことにした。
まとめ:寒いけど快い、歩き初めでした。
- 山の辺の道は、関東における「高尾山」的な存在だ。基本的にライトなウォーキングコースで、年中老若男女が多数訪れ、行楽シーズンに至っては蟻のなんとか詣で状態になる。しかし高尾山に奥高尾の山々が存在する如く、山の辺の道にも寄り道ポイントがいっぱいある。幾度も歩いた山の辺、でも来るたびに新しい発見ができるのが楽しい。
- 翌日にまったく足の疲れを残さぬ快適なウォーキングだったので結果オーライだ。今回は午前中ほっつき歩き過ぎたせいで、三輪山登拝を逃してしまったのがおしかったかな。
- 天候に恵まれたこの日曜。早朝は零下の寒さに心が折れそうになったけれど、日が照り始めた9時ごろには体もコンディショニングを終えて以降は、温かなウォーキングだった。
今年も天気のいい週末は、街道・古道歩きを楽しもう。次の街道ウォークは、もう少しハードにしてもいいかな。